↑B
2010.11.07
「怒り」という感情はネガティブな感情として考えられているが、怒りは左脳の多くのポジティブな感情に関連する部分を活性化させる。そして、ポジティブな感情と同様に人々を動かしうるようだ。
人々は何かを欲しいと思う時、その物に価値があり、自分を幸せにしてくれると感じていると言える。実験はこれを利用して行われた。実験では、マグカップやペンといった一般的なもののイメージを見せながら、意識できないぐらい瞬間的に画面に怒った顔や、恐れている顔、普通の表情などをサブリミナル的に見せた。そして、実験の参加者には欲しい物が画面に現れた時にグリップを握ってもらうようにした。この握る強さは欲しさの度合いを表しているといえる。
実験の結果、怒った顔を見せた時に、より強くモノを欲しいと思うことが分かった。
The Unconscious Eye Opener: Pupil Dilation Reveals Strategic Recruitment of Resources Upon Presentation of Subliminal Reward Cues
Journal of Psychological Science,DOI: 10.1111/j.1467-9280.2009.02443.x.PMID:19788532
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