見えない色を見えるように練習する方法
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↑B

2010.12.16

見えない色を見えるように練習する方法

 人間の目は、「赤」、「青」、「緑」、「明るさ」の4種類の光受容体の集合体です。ただ、人間の目はエネルギー節約のために、それぞれの光受容体の信号を直接利用するのでは無く、それぞれの光受容体からの信号の「差」を使っているそうです。たとえば、例えば真っ赤なところを見ている時は、他の光受容体はサボっているって感じ。トレーニングするには、真っ赤なところをじっと見て、赤の光受容体が疲れ切ったところで、別の色を見ると、赤の受容体に影響されないで他の色が見れるそうです。
う〜ん、これは役に立つのか?(^−^;

 ちなみに最近の研究で、ヒトによって色々な受容体を持つヒトがいて、赤の光受容体に関して、「真っ赤」を認識する受容体を持つヒト、「橙色」を認識する受容体を持つヒト、両方持っているヒト。がいるらしいです。赤色受容体はX染色体に乗っているので、染色体XXである女性が両方持っている可能性があるとのこと。

 それぞれの受容体の量比もヒトそれぞれでとんでもなく個人差があり、本当に極端にどれかの色の光受容体が少ないヒトが「色盲」と呼ばれるだけで、それ以外のヒトも、成長過程で社会的に「実際に受ける光刺激」と「色の名前」の関連づけが行われるから一見誰もが同じような世界を見ているように振る舞うようになるけど、ヒトごとに色からどのような刺激を受けているかは大きく違うとのこと。奇抜な色の服を着ているヒトは別に変わり者なわけじゃないかもしれませんよ。

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