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2011.02.09
アルツハイマー(Alzheimer)病の原因となるアミロイド前駆体(APP)が蓄積される原因を解明?(47news)(asahi)
名古屋大の松本邦弘教授と久本直毅准教授らが解明。2011/2/9のJournal of neuroscienceに発表。
これまで、ニューロンの中心部から末端へのタンパク質の移動は「Kinesin 1」の働きであるこは分かっていましたが、運ばれたAPPが末端に貯まってしまう原因は分かっていませんでした。
今回、研究者らは「Dynein」というタンパク質がAPPの末端から中心部への移動を担っていること発見しました。Dyneinの働きを高める薬を開発すればアルツハイマー病の治療(進行)を防止出来るかもしれません。
実験は線虫で行ったようですので、これがヒトでも同じなのかは調べないといけませんが、線虫とヒトはAPPもDyneinの構造も同じなので、同じメカニズムである可能性があるそうです。アルツハイマー病の患者は国内だけでも120万人います。
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2011年6月の時点で最も売れているのはエーザイの開発したアセチルコリン分会酵素阻害剤である塩酸ドネペジル(製品名:アリセプト)。ただ、この薬は治療薬というよりは脳の機能を全体的に上昇させることにより、相対的に認知症症状を緩和するものである。 タンパク質
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