オーストラリアのスタートアップCortical LABs社のバイオニューロコンピューターCL1がレンタル可能に
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2025.09.17

オーストラリアのスタートアップCortical LABs社のバイオニューロコンピューターCL1がレンタル可能に

会社名の「Cortical」は=皮質で脳内の神経線維(ニューロン)がある部分を示す用語ですね。この会社のバイオニューロコンピューターCL1が本体も買えるし、装置をバーチャルでレンタルしてクラウドで計算だけさせることも可能になっています。

中にはボランティアの血液からiPS細胞経由で作成したニューロンが80万個が59本の電極に接続されたバイオニューロコンピューターが搭載されています。

本体は3万5000ドル、レンタルは週300ドル。ただし学習させたニューロンは最大で6か月しか維持出来ないみたいです。将来的にはニューロン数を数十億〜数兆に拡張する計画だそうで、これが実現出来れば現在のAIを超える可能性あるとのことです。ニューロンの維持期間も工夫次第で伸ばせるはずです。実際に我々の脳内では何十年と維持されているわけですし。

この会社、2021年にニューロンチップでPongをプレイさせることに成功した会社だね。
この会社のオフィシャルページをクリックすると素人向けの説明は一切なく学術論文のリストが表示されるだけで、「読め」って感じです。w

将来が楽しみな会社です。

2024年の記事によるとこの会社に資金提供しているのはHorizons Ventures、Blackbird Ventures、LifeX Ventures、Radar Venturesなど。

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