↑B
2012.07.12
自転車に乗る女性は注意。ハンドル&サドルの高さが性的感度に影響する
自転車に長時間乗ることは男性生殖器の神経障害や、勃起障害を起こすことが報告されていますが、女性においてどのような影響があるかは詳しく調査されていませんでした。今回、アメリカ・エール大学の研究者とテキサスA&M健康科学センターの研究者らにより表題の研究が発表されています。
研究者らは自転車競技を行っている48人の女性をボランティアとして雇い、サドルとハンドルの高さ、サドルから性器部分が受ける圧力および性的感度を比較しました。48人の自転車乗りは全員が妊娠経験の無い閉経前の女性であり、全員が少なくとも1週間に10マイル(16km)以上を自転車で走る女性達です。性的感度の測定はBiosthesiometry(製品名:Medoc Vibratory Sensation Analyzer 3000)という装置を使っています。この装置は局所的に様々な強さの振動を与えることが出来て部分ごとの敏感さを測定することが出来ます。(こんな装置)
測定の結果、ハンドルの高さをサドルよりも低くしている女性では、サドルから受ける性器全体への圧力には影響は無かったものの、特定部位への圧力が上昇していました。そして性器前方部分および側方部分の性的感度が低下していることが分かりました。参加者48人のうち26人が通常タイプのサドル、残りの22人がcut-outタイプのサドル(中央に穴の空いたタイプ)を使っていました。
この研究者らは以前にも自転車乗りの女性とマラソン愛好家の女性の比較研究を発表しています。性的感度は測るとか凄い研究だな。と思いましたが、筆頭研究者の二人の名前は「サラ」と「キャスリーン」、ボスの名前も「マーシャ」と書いてあり女性の研究者集団のようです。
Category:#性・生殖・出産
Keyword:マラソン/11
コメント
この記事のアクセス数: ↑B [RSS]■■ このカテゴリーのその他の記事■■
■■他サイトの関連記事(自動)■■
妊娠
マラソン
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■