ガンは最近治るようになってきたのか?日米の調査で明らかになった生存率の改善(1997〜2005年)
カテゴリー:ガン・腫瘍(記事数:71)

↑B

2014.09.26

ガンは最近治るようになってきたのか?日米の調査で明らかになった生存率の改善(1997〜2005年)
Cancer therapy improvement in 1997-2005

 日本人の2人に1人はガンになり、男性の3人に1人、女性の4人に1人はがんで亡くなっています。治療技術は進み治るようになってきているのでしょうか?日本の国立がん研究センターが1997年〜2005年にガンと診断された30万人以上の統計データを発表しています。リンク先のグラフを見てもらうと分かりますが、ガンの種類により生存率に大きな違いがあるようです。

 たとえば前立腺ガンになり5年後に生きている人の割合(5年生存率)は1997年では70%と比較的高かったですが、2005年ではほぼ100%の人が生存出来るようになり大幅な進歩が見られています。一方ですい臓ガン肺ガンでは5年生存率は30〜40%程度と余り改善せず未だ治り難いガンのようです。

 ガン全体で考えると1997年〜2005年の間において生存率は61.7%から68%に改善したことになります。

 またアメリカで今年出されたレポートでは医療技術の向上により年間0.6%の割合で生存率が上昇しているそうです。これは1991年には人口10万人あたり年間215人がガンで死んでいたのが、現在は172人にまで減少した事を示しています。アメリカ全体で考えると医療技術の進歩により20年間でガンによる死亡者が134万人減ったことを意味しています。

Category:ガン・腫瘍




コメント

いいっすね!=1207
001 [09.26 21:22]なんぺい@OCN:生存率だけでなく治療過程での痛みの軽減、終末医療の発達等、QOLの観点では改善しているんでしょうか…? (303)
002 [09.27 07:41]K&A@UQ:以前は見つからなくて大きくならないガンを治療しているだけなきがします (329)
003 [09.27 19:37]ふぇちゅいん(借金生活) TW★52:>>002 それはありそうだね (293)

名前 コメント(※改行は省略されます)

※3回以上の連続書き込み不可
この記事のアクセス数: ↑B
[RSS]


■■ このカテゴリーのその他の記事■■

■■他サイトの関連記事(自動)■■


■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■

すべて見る