↑B
2015.06.05
冷凍保存された脳が目覚めても記憶を保持していることが線虫を使った実験で初めて証明される
人体冷凍保存サービスを提供しているアルコー財団の研究者らの報告です。
当然と言えば当然かもしれませんが、線虫を使った実験で冷凍保存後の生物が、冷凍前の記憶(習性)を維持していることが証明されました。
また、この実験ではガラス化法というより細胞への損傷の少ない方法で冷凍保存することにより覚えている確率が上がることが報告されています。
この報告は「Rejuvenation Research(若返り研究)」という素敵な名前の隔月専門学術誌に投稿された論文のようです。この論文、今後、定期チェックしようと思います。
Category:#冬眠 #凍結保存 #クライオニクス
コメント
いいっすね!=1544
001 [06.06 00:27]。@InfoWeb:絶対どこかで囚人使った人体実験してるよなぁ…と思うのだが。 ↑(219)
002 [06.06 09:39]10年選手★35:すくなくとも線虫の記憶は純粋に神経系のネットワーク構造によるものであるということですね。脳内の化学物質の分布状態や、持続的な電気的興奮などの、動的な何かが記憶を維持してるわけではないということか。線虫の神経系と脳の複雑さの違いはあれど、より高等な神経系でも動作記憶とかは保持されるかもしれませんね。 ↑(230)
003 [06.06 09:40]脳の:ネットワークが破壊されなければ記憶、人格は保存されるのでしょうが、しかし人の脳と線虫の脳ではそのネットワークの複雑さに圧倒的な違いがあるように思えます。線虫のネットワークが保存できたからと言って人の脳まで保存できるとは言えないと言った所ではないでしょうか。素人判断ですが。 ↑(187)
004 [06.08 07:51]kkk:いきなり人でやる必要はない、マウスデできれば人で試しても良いだろうが。種特異性が少ないだろうから臨床に持っていきやすそう。ネットワークの複雑さが問題ではなく、大体積からくる保存処理の難しさが一番のハードル。保存材に浸けるだけでは今のところ難しい。 ↑(139)
005 [06.08 11:29]ふぇちゅいん(リア充) TW★55:世の中には、人間が他の生物に比べ知能が高いのは見た目のニューロネットワークだけでなく、ニューロネットを流れる電気信号が量子場を形成して量子コンピューター的に働いていると考える人もいて、いったん機能停止するとその情報は失われるとかなんとかまことしやかに可能性を唱える人もいるんだよね。 ↑(179)
006 [06.08 21:22]kkk:量子コンピューターなら電気ショックやらでリセットされるはずだが、実際臨床てきには直前の記憶を失うと共にショートしちゃってるのをリセットできる程度。すごいのは、記憶がニューラルネットワークだけに依存していない点だと思う。 どのように保存されているのでしょうか。 ↑(143)
007 [06.08 21:32]kkk:ちなみに量子コンピューターと表現しましたが、停止すると情報を失うと表現した上記表現を引用してしまったものであり、脳の計算はquantom computingだと思います。 ↑(173)
■■ このカテゴリーのその他の記事■■
■■他サイトの関連記事(自動)■■
アルコー財団
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■