2015.10.05
マラソンなどで1万人に1人程度起こる運動中突然死(致死性不整脈)の原因の1つはIRX3遺伝子の変異
この遺伝子変異のある人は、マラソン時などストレスの高まった状態でHis-Purkinje系という神経シグナル伝達がうまくいかなくなり、結果として、心臓の拍動を制御するための電気信号がうまく伝達されなくなるそうです。
研究者は遺伝子操作でIRX3遺伝子を欠損したマウスを作成し調べたところ、運動時に不整脈が多発することを確認、人間においてもIRX3遺伝子の1262G>C (R421P)、1453C>A (P485T)という遺伝子変異で同様の事が起こっていると推定されるそうです。
- 東京医科歯科大、運動中の致死的不整脈に関連する新遺伝子を同定 | マイナビニュース
- 「運動中の突然死に関連する新たな遺伝子の同定」【古川哲史 教授】 | プレスリリース | 国立大学法人 東京医科歯科大学
- Genetic defects in a His-Purkinje system transcription factor, IRX3, cause lethal cardiac arrhythmias. Eur Heart J. 2015 Oct 1. pii: ehv449. PMID:26429810
Category:#運動 #エクササイズ
コメント
いいっすね!=217
001 [10.05 21:38]土木施工管理技士@YahooBB:デスノートみたいだな ↑(74)
002 [10.05 21:53]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★62:これは知るべきでしょう。このことについて知ってしまったからには、ちゃんと調べて安心して走った方が良い。 ↑(84)
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