チーズや豆に含まれる「スペルミジン(Spermidine)」はオートファジーを介して細胞寿命を延ばし、マウス、人間の心臓の老化を防ぐ
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2016.11.25

チーズや豆に含まれる「スペルミジン(Spermidine)」はオートファジーを介して細胞寿命を延ばし、マウス、人間の心臓の老化を防ぐ

熟成チーズや、マメ、全粒穀物など色々な食物に含まれるスペルミジン(Spermidine)をマウスに投与したところ、心臓保護作用が見られ、平均寿命を延長させたそうです。この実験ではマウスは毎日3mMのスペルミジンを投与されています。

スペルミジンはサプリメントとしても売られている「ポリアミン」の1種で、今やはりのミドリムシにも豊富に含まれているとのことです。

寿命を延ばすメカニズムですが、細胞内の老廃物を分解する「オートファジー」(今年のノーベル賞受賞はこの発見)を促進する働きを介して、主に、心臓や血管の細胞の老化を保ち、心血管イベント(心筋梗塞)などの死因を防ぐことで平均寿命が延長すると考えられます。

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コメント

いいっすね!=41
001 [11.26 08:51]たま:主観的な話で済みません。スペルミジンとメトホルミンの構造式に類似性がある気がします。構造活性相関は無いのでしょうか? もしあればご教授ください。何時も興味深い記事をどうもありがとうございます。 (14)
002 [11.27 08:41]ふぇちゅいん(管理人) TW★61:ファーマコフォアのサイズを考えると、類似している範囲に入らないんじゃないか?俺はケミストでは無いので詳しくないです。 (13)

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