癌に直接投与することで全身の癌細胞を駆逐できる新世代のワクチン免疫治療法。CpGと抗OX40抗体を投与。
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2018.02.05

癌に直接投与することで全身の癌細胞を駆逐できる新世代のワクチン免疫治療法。CpGと抗OX40抗体を投与。

この研究を発表したのは米スタンフォード大学の研究者Ronald Levyの研究グループ。このワクチンは従来の「ワクチン」のように抗原と投与せず2種類の免疫活性化物質を癌に直接投与しています。登場の「ワクチン」で含まれている抗原は投与部位の癌に含まれるものを使う感じでしょうか。

投与するのはTLR9リガンドであるCpGと、免疫チェックポイント分子として有名なOX40を投与しています。
CpGを投与した部位ではCD4+免疫細胞のOX40分子発現が増加し、そこをめがけて併せて投与した抗OX40抗体が結合し全身で作用を発揮するようです。

免疫システム・癌における免疫システム異常の研究から色々な治療方法が考えられますね。

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