アミノ酸「アスパラギン」を含まない食事をすると癌の転移が抑えられる。
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↑B

2018.02.08

アミノ酸「アスパラギン」を含まない食事をすると癌の転移が抑えられる。

実験では、アスパラギンを含む量が0%、0.6%、4%の食事をとらせたネズミに癌細胞を移植する実験を行い、肺への転移頻度を比較しています。その結果、アスパラギンを含まない食事のネズミでは、癌の転移が半分程度になっていました。

また、アスパラギンは食事で体内に取り込む以外にも生体内で「アスパラギン合成酵素」によって作られてもいますが、アスパラギン合成酵素を働かなくすることで、癌の転移が抑制されることも分かりました。

ちなみに、アスパラギンによる、このような作用は「癌の転移」のみに関わり、もとの癌細胞の増殖には効果は無いようです。

今回の発見で、(1)アスパラギンを体内で作れなくする、(2)体内でアスパラギンを分解する。などの癌転移抑制薬の開発が始まるかもしれません。

また、今回の実験はネズミで行われたもので、人間でも同じように効果があるかどうかは不明ですが、もし効果があるなら、一切アスパラギンを含まない食事をすることで癌の転移を抑えることが出来るかもしれません。

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コメント

いいっすね!=57
001 [02.10 06:35]unknown@Asahi-Net:ということは、初期がんで転移を避けるためには当面はロイナーゼを服用しておきますか。 (24)

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