↑B
2010.05.10
発表したのはドイツ、ハイデルブルグのドイツがんセンターの研究者。
COX2を白色脂肪細胞(WAT)で過剰発現させると褐色脂肪細胞(BAT)に変化し、エネルギー消費が増え、高脂肪食を与えても太らないマウスになったそうです。
COX2はプロスタグランジンの合成量を決定する因子であることが知られていることからプロスタグランジン経路がエネルギー消費の恒常性維持に関わっている可能性があると考えられます。
COX(シクロオキシゲナーゼ)2は炎症やガンの増殖に関わることが知られています。アスピリンや非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)などCOX2阻害を作用メカニズムとする薬は多数ありますが、COX2を増やす作用のある薬は無いようなのでダイエット薬には使えないかな?
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
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