↑B
2021.05.26
日本にもいる「ムネボソアリ(Temnothorax congruus)」の働きアリは寄生虫(サナダムシ、 tapeworm Anomotaenia brevis)に感染すると寿命が激しく伸びるらしい。
上記は論文中のグラフ。寄生虫に感染していないコロニーでは働きアリは200日間で50%が死んで、800日が経過する頃には生存しているアリはいなくなるのですが、寄生虫に感染したコロニーでは生後200日の生存率はほぼ100%、800日後でも50%以上が生きている結果です。この働きアリの生存率はちょうど女王アリの生存率と同じ程度です。女王アリは20年以上の寿命を示すものもいるとのこと。Tapeworm infestation gives lowly ants long life : Research Highlights
長寿をもたらす分子メカニズムはよく分かってないみたい。とはいえ、女王アリはそもそも長生きなので、寄生虫により働きアリの短命制限が解消されているだけかもしれない。なんと「宿主の寿命を伸ばす寄生虫」が存在する、その異様な寄生とは? - GIGAZINE 29 users
ムネボソアリの女王アリ1匹と働きアリ10匹で2500円で売ってるよー
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