2006.11.21
ノバルティスファーマが販売するリタリン(塩酸メチルフェニデート)はナルコレプシー、うつ病、AHDH(注意欠陥・多動性障害)の薬だが、その覚醒作用の副産物として集中力、記憶力が向上するとアメリカの学生の間でこっそり使っている人がいるそうです。ただこの薬は依存性を生じるので危ないぞー
ところで最近、犯罪被害者がPTSD(いわゆるトラウマ)になったという話を聞きますがこの治療に使えるんじゃないかと検討されているセロトニン取り込み阻害作用のあるParoxetineとか、Fluvoxamineとかって作用を考えると記憶力を悪くする薬だよね。要は薬で嫌なことを忘れさせるってことでしょうか?恐ろしい薬もあるもんだ。
まー、人間、都合よく記憶を消せるようには出来ていないし「何かを忘れなきゃいけない」ってのは大きな苦しみだと思うのでうまく効くなら良いかもね。悪用されないことを願います
参考:
リタリン乱用
日本トラウマティック・ストレス学会
Category:#知能改善・天才になる方法
Keyword:リタリン/2
うつ/1
PTSD/7
セロトニン/16
ストレス/38
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うつ
リタリン
wikipedia
メチルフェニデート (Methylphenidate, MPH) がリタリンの主成分
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