次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ
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2006.10.24

次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ

リラグルチドはノボノルディスクファーマの開発している薬で、血糖値が高い時にだけすい臓β細胞にインスリン産生を促し、グルカゴン産生を抑制するインスリンに代わる糖尿病治療薬として期待されているGLP?1のアナログ(体内で分解されにくく改良されたもの)です。実際のGLP-1は体内での分解がとても早いため薬としては使いにくくこのようなアナログが開発されています。GLP?1関連の糖尿病治療薬としては体内のGLP?1の分解を抑制することで治療を目指すGLP?1分解酵素DPP?阻害剤「ビルダグリプチン」(ノバルティス)などがあります。

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