肝臓の細胞が膵臓や小腸の細胞に変化した(肝幹細胞が膵臓や小腸にも分化、筑波大が確認(読売新聞))
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2001.12.11

肝臓の細胞が膵臓や小腸の細胞に変化した(肝幹細胞が膵臓や小腸にも分化、筑波大が確認(読売新聞))

肝臓の中には肝臓が障害を受けた場合に増殖して肝臓を補う肝幹細胞と呼ばれる細胞がある。
これまで、この細胞は肝臓にしかならないと考えられてきたが、12月11日の分子生物学会でこの細胞が異なる細胞に変化する事が報告された。研究者らはマウスから肝幹細胞を摘出し、移植した細胞と分かるように細胞が発光する遺伝子を導入して別のマウスの膵臓、または小腸に肝幹細胞を移植した。

3ヶ月後、膵臓の一部がリング状に発光しており、肝幹細胞が膵臓細胞に変化した事が画にされた。またこの細胞はアミラーゼなどの膵臓機能を示す物質を出していた。小腸に移植した細胞も小腸の細胞に変化していた。
これまで肝臓にしか成れないと考えられてきた肝幹細胞はもっと前の段階のいろいろな臓器に成れる可能性のある細胞であるのかもしれない。

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