EPPSという激安薬物でアルツハイマー病の原因である脳内のAβ蓄積を分解し認知能力回復出来るとの研究報告 (カテゴリー:脳・中枢神経・神経(記事数:45))


2015/12/15

EPPSという激安薬物でアルツハイマー病の原因である脳内のAβ蓄積を分解し認知能力回復出来るとの研究報告

 アルツハイマー病の原因でもっとも確からしいと言われている原因は、神経毒性のあるAβ(アミロイドベータ)と呼ばれるタンパク質の凝集体がなんらかの理由で脳内に蓄積していくことです。今回、Aβ(アミロイドベータ)を脳内投与されたマウスや、Aβを脳内に蓄積しやすいよう遺伝子改変されたマウスにEPPSという化学物質を経口投与したところ、脳内のAβを分解し、認知能力も回復出来たとの論文がNature Communicationに発表されています。

 EPPS(4-(2-hydroxyethyl)-1-piperazinepropanesulphonic acid)は研究用試薬だと25グラム7800円で買えます↓

実験での投与量は30mg/kgですから、乱暴ですが体重換算で人間に当てはめると1日2グラムほど。すなわち薬代は1日500円ほどになります。
 これまでこの論文ほど脳内に蓄積されてしまったAβの除去に成功した薬物は無いと思いますので、かなり画期的な治療効果と思います。自分がアルツハイマーならこっそり買って飲みたい感じです。

 この論文を発表したのは韓国科学技術院KAISTの研究者ら。EPPSのAβへの関与はこの論文以前にはほとんど見られません。この結果が本当で、うまく実用化されれば韓国初のノーベル賞も確実かと。

Category:脳・中枢神経・神経

 Keyword:【アミロイド/4】 【アルツハイマー/36】 【タンパク質/26】



■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!=98
001 [12/16 21:00]b@Au:やっと見つけた、、、http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/201.... (40)

名前 ↑B

コメント(※改行は省略されます)

※3回以上の連続書き込み不可
この記事の総アクセス数(最後の書き込みまで):875 ↑B
[RSS]


アミロイド
タンパク質
アルツハイマー
アルツハイマー(アルツハイマー型認知症)
Alzheimer's disease; AD
wikipedia説明記事

2011年6月の時点で最も売れているのはエーザイの開発したアセチルコリン分会酵素阻害剤である塩酸ドネペジル(製品名:アリセプト)。ただ、この薬は治療薬というよりは脳の機能を全体的に上昇させることにより、相対的に認知症症状を緩和するものである。

■■ このカテゴリーのその他の記事■■■


■■ アクセス数の多い記事 ■■
アクセス数の多い記事

全アクセス 全アクセス
筋肉を増やすには「強い負荷」より、「軽い負荷×繰り返し」が効果的(運動・エクササイズ)15199access
瞳孔(どうこう)の動きを観察するだけで同性愛者・バイセクシャルを判別可能。女性は潜在的に同性愛傾向?(性・生殖)14867access
妊娠悪阻(にんしんおそ)、悪阻(つわり)に関して分かっている事。症状がひどくなりやすい条件(子育て)11669access

すべて見る