女性CEO自らテロメア延長遺伝子導入治療を行う延命専門アメリカBioViva社
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2016.06.20

女性CEO自らテロメア延長遺伝子導入治療を行う延命専門アメリカBioViva社



 同社の女性CEO(45歳)がウイルスベクターを用いて自身の身体にテロメア延長を実現する遺伝子治療を行ったそうです。その結果、テロメアの長さは6710から7330に延長、これは20年分の延命に相当するそうです。

 染色体の両端に存在する「テロメア」は分裂するたびに短くなっていき限界まで短くなると細胞分裂することは出来なくなります。このため「細胞分裂の回数券」とも言われています。

 今回遺伝子導入したのは「テロメラーゼ」という酵素の遺伝子でテロメア配列を追加する作用があります。この酵素は通常の細胞は持っていないため加齢によりテロメアが短くなっていきます(精子や卵子などは持っておりこのおかげで、子供は長いテロメアを持った状態で生まれてきます)

 今回行われた治療がどれぐらい科学的に行われたかなどの詳細は不明ですし、動物実験などで報告されている内容を考えてもテロメアを伸ばしたからといって寿命が延びるかどうかは議論のあるところですが、こうした方向性の企業としてBioViva社を覚えておいても損は無いでしょう。

Category:#アンチエイジング・老化抑制技術

 Keyword:精子/26




コメント

いいっすね!=20
001 [06.21 08:25]hoge:なんのために生物はテロメアをDNAにビルトインしたのか、今一度腕組みして考えたほうがいいな! (10)

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