iPS細胞作製の際の脱分化条件にさらして全身や、皮膚の細胞を若返らせる実験が次々と報告されている。
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2022.06.20

iPS細胞作製の際の脱分化条件にさらして全身や、皮膚の細胞を若返らせる実験が次々と報告されている。

(1)イギリス・バブラハム研究所の研究者らが発表。山中4因子を導入して50日培養するとiPS細胞になるが、これを13日で切り上げることにより皮膚細胞を若返らせることに成功。

この方法をmaturation phase transient reprogramming(MPTR:成熟期間一過性リプログラミング)と命名。
(2)アメリカ・ソーク研究所の報告。マウス全体を若返らせています。Nature Aging誌で報告。
報告は「山中4因子を短期的に作用させて皮膚を若返らせ、寿命を延ばすことはマウスで既に報告されているが、老化したマウスに長期間山中4因子を作用させるとどうなるかは報告されていなかった」で始まっています。報告のラストオーサーはAltos Labsですな。

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