老化に伴い血中に増加するβ2ミクログロブリンは記憶力低下を引き起こす、しかし作用は可逆的で血中から無くなると30日で記憶力回復
カテゴリー:アンチエイジング・老化抑制(記事数:85)

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2015.07.07

老化に伴い血中に増加するβ2ミクログロブリンは記憶力低下を引き起こす、しかし作用は可逆的で血中から無くなると30日で記憶力回復

 将来の老化抑制薬開発のカギとなる現象が発見されました。

 加齢に伴い、健康な人の脳内であっても、認知能力と再生能力に問題が生じ、神経が変成していくことが知られています。動物実験で若い個体と老化した個体を血管でつなぐと、老化した個体の脳が若返ることが報告され血液中に老化を促進する物質があることが予想されていました。

 今回、研究者らはβ2ミクログロブリン(β2-microgloblulin, B2M)がこの現象を引き起こす原因物質であり、成人脳(海馬)の認識能力と再生能力を劣化させることを発見しました。β2Mはマウスだけでなく人間の血中でも老化に伴って量が増加することが報告されており、β2Mを欠損させたマウスでは老化しても神経の活動が活発なこと、若いマウスにβ2Mを注射すると認識能力が衰えることも確認されています。β2Mによる作用の一部は海馬のTap1 (transporter associated with antigen processin 1)を介して起こっているようです。

 血中のβ2Mを減らす薬は抗体医薬などを使えば比較的簡単に作ることが出来ると予想されます。老化した身体の記憶能力も回復させることが出来るのは面白いですね。中外製薬さん、Smart-IgG技術の出番ですよー

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