老眼(presbyopia)を治療する目薬の臨床試験がスタート
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2015.10.22

老眼(presbyopia)を治療する目薬の臨床試験がスタート

臨床試験を開始したのはEncore Vision社。薬の名前はEV06、物質としては リポ酸コリンエステル(Lipoic Acid Choline Ester)。

老眼が起きるのは老化に伴い水晶体の細胞のタンパク質のジスルフィド結合が増えてくることにより眼の柔軟性が失われ焦点を合わせる機能が低下することが原因だそうです。この薬はこのジスルフィド結合を分解する働きがあるとのこと。

うまく効果が確認出来るようならよく売れる薬になりそうですね。

追記
老眼の治療を目指してジスルフィド結合を減らすために既に色々な物質が試されているそうですが、毒性などの問題があるそうです。↓

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コメント

いいっすね!=92
001 [10.22 20:08]眼っ!@OCN:老眼の主な原因は、毛様体の筋力低下と水晶体の柔軟性の低下なので、水晶体の柔軟性の改善だけ出来ても、劇的に老眼が改善する訳じゃないと思われます。なので、この薬だけで「良く売れる」状況にはなりにくいでしょうね。眼科医が、毛様体の筋トレ的な処置と併用って方向でこの薬を使っていけば、いい結果が得られそうですが、臨床試験の結果がどう出るか…。 (58)

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