↑B
2019.12.06
50人の健康な女性をMRIで調査。うち21名が経口避妊薬(ピル)を服用。結果、視床下部の大きさがピルを飲んでいる女性で有意に小さかったそうです。研究ではピル服用により視床下部の大きさに変化が生じたとの論調で語られていますが、因果が逆の可能性は無いのだろうか?
また、視床下部の大きさと認知能力テストの結果に相関関係は見られませんでしたが、激しい怒り(greater anger)と「うつ病」傾向との相関関係が見られたそうです。
視床下部は脳の0.3%、4グラム程度ですが、幸せホルモンとして知られる「オキシトシン」を分泌したりしている部位です。
この発表は2019年12月5日のRSNAという学会(Radiological society of North America)でMichael L. Lipton, MD, PhD bronx, NYらにより「Oral Contraceptive Use Is Associated with Smaller Hypothalamic Volumes in Healthy Women」というタイトルで発表されてます。
日本の新聞社は海外のサイエンスニュースをまったく流さなくなりましたねぇ。。。。俺の人生、今のところピルを飲んでいる女性とのご縁は無いなぁ
Category:#性・生殖・出産
コメント
いいっすね!=9
001 [12.06 18:02]そうかも:ピルのむ理由の一つにPMSがあるからもとから怒りっぽい人だったのかも? ↑(3)
002 [12.07 07:02]hoge@EM:飲み始める前→飲み始めた後のサイズ比較を、群毎にやらんと意味なくないか? ↑(3)
■■ このカテゴリーのその他の記事■■
■■他サイトの関連記事(自動)■■
うつ病
オキシトシン
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■