セロトニン(5-HT)2C受容体アゴニスト薬で体重が減少し、体重低下が維持される
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2010.07.15

セロトニン(5-HT)2C受容体アゴニスト薬で体重が減少し、体重低下が維持される

Arena Pharmaceuticals(アリーナ)社の選択的セロトニン2C受容体アゴニスト抗肥満薬ロルカセリン(Lorcaserin)の臨床試験において、肥満の成人3182人による試験の結果、体重減少と体重減少維持が確認されました。

セロトニンシグナルにより擬似的な満腹感が得られるそうです。この手の薬には、かつて「夢のダイエット薬」と期待されながら、心臓病のリスクが発覚し、販売中止になった「フェンフェン(フェンフルラミン(fenfluramine)とフェンテルミン(phentermine)の合剤)」というのが10年以上前にあったそうだ。フェンフェンもセロトニン2C受容体のアゴニストだが、2Bも活性化したことから心臓弁疾患を引き起こしたそうです。フェンフェンは大流行を引き起こし1年(1996年)には1800万錠も処方されましたが、心臓疾患の補償額は1兆3000万円にもなったそうです。

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