↑B
2007.06.21
アメリカのScripps研究所の研究者達は脳内の温度調整機能を持った部分が高温になるように遺伝子操作したマウスを作り出した。このマウスは脳内の温度調整部分のみが0.3℃ほど通常のマウスよりも高いが、身体全体が高温だと温度調整機能が誤作動を起こすのか、身体の他の部分は0.3℃ほど通常のマウスよりも低体温になった。そして、このマウスは通常のマウスよりもオスで12%、メスで20%長い平均寿命を示した。
また、この遺伝子操作されたマウスは体重が通常のマウスよりも重く、食事制限をした場合にも体重の減少率が低かった。この遺伝子操作によりマウスの消費カロリーが減少し、活性酸素などの細胞障害が減少したことが平均寿命を延ばした理由だと考えられる。
人間の平均体温も高い人もいれば低めの人もいるが、これらの人の間で平均寿命が異なることがあるのかもしれない。
Category:#アンチエイジング・老化抑制技術
Keyword:活性酸素/21
コメント
この記事のアクセス数: ↑B [RSS]■■ このカテゴリーのその他の記事■■
■■他サイトの関連記事(自動)■■
活性酸素
平均寿命
■■ 最近アクセス数の多い記事 ■■