腸内細菌の作り出す「プロピオン酸」が運動能力を高めうるが、自閉症の原因にもなりうる? (カテゴリー:腸内細菌(記事数:14))


2019.06.25

腸内細菌の作り出す「プロピオン酸」が運動能力を高めうるが、自閉症の原因にもなりうる?

先日、パンの保存料にも使われる「プロピオン酸」が糖尿病の原因になりうることを紹介しました。

新たにエリートアスリートの腸内のみに存在するベイロネラ属細菌をマウスに投与すると運動能力が向上すること、この細菌が運動時に作られる乳酸をプロピオ酸に代えていること。実際にマウスの腸内にプロピオン酸を浣腸投与すると運動能力が高めることを確認一方、自閉症の腸内にはプロピオン酸が多いこと。実験的に神経幹細胞をプロピオン酸に晒すと神経細胞の数が減る事。
が報告されています。
プロピオン酸は腸内細菌で作られているが、現代社会ではそれよりも多い量が加工食品から摂取されているとのことです。

Category:腸内細菌

 Keyword:プロピオン酸/2 運動能力/5 自閉症/14 幹細胞/56 糖尿病/35




■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!=5
001 [06.26 22:02]ななしさそ★49:牛だと酢酸は脂肪に、プロピオン酸は糖に基本的に化けるんですと、アセチルCoAとプロピオニルCoA→スクシニルCoA→糖新生の差、ですな。ありがちですが、何事も過ぎたるは及ばざるが如し、肝臓で処理できない量一度に取ったらえらいことになりますわ。 (3)

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人間の腸内には3万種類、100〜1000兆個の腸内細菌が存在し、実も種類も数も人体を構成する細胞(60兆個)よりも多い。こららの細胞が腸内で様々な生命活動をし、作り出す化学物質は腸から吸収されていくのだから健康への影響は非常に大きい。近年では腸内細菌の種類が人体に様々な影響を及ぼし、また健康な腸内細菌の移植(カプセルに入れて飲み込むとか)、で様々な治療が可能であることが明らかになっている。

キーワードはVerrucomicrobia(細菌の種類)、プロピオン酸、ポリアミン、レジスタントスターチ、抗生物質


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