カテゴリー:骨・軟骨・関節の治療、再生医療 TW↑B



2004/01/24脊髄損傷の治療に使えるかもしれないナノ繊維ゲル
2004/11/10摩擦による微粉末が出来にくい素材を使い長期間使用可能な人工関節を開発
2004/03/26J―TECが国内企業としては初めての自家培養軟骨を臨床試験を開始
2004/01/28強い人工骨の臨床試験開始
2003/12/17ウシの骨を使った人工骨、2ヶ月間で置き換え可能
2003/12/14アゴの骨から歯を再生に成功
2003/11/24ペンタックスが人工骨の納期を短縮
2003/11/07指の関節を回復させる方法(BBC)
2003/08/21ナカシマプロペラが人工関節の専門工場を新設
2003/07/30ペンタックスが2006年にも高機能人工骨
2003/07/26高木産業、軟骨再生の自動培養装置(jiji)
2003/07/03阪大が高親和性の人工骨材(MMT)
2003/04/21骨の再生を促す物質
2003/03/14骨再生技術で身長を10cm伸ばす事に成功(yomiuri)
2003/01/16骨の代わりにチタンの埋め込み急増(asahi.com)


2004/01/24

脊髄損傷の治療に使えるかもしれないナノ繊維ゲル

研究者らの開発した直径5ナノメートル、長さ数100ナノメートルの多孔性のナノ繊維は通常液体だが、神経損傷部位などに液体状態で流し込んだのちにゲル状に固める事が出来る。
生体外でこのゲルに神経の幹細胞を含めて培養したところ神経伝達を行うニューロンのみが増殖して、神経形成を妨げるアストロサイトの増殖は起こらなかった。

このゲルを脊髄損傷部位などに流し込み脊髄損傷を治療する事が出来るかもしれない。

この研究者らは2001年にこのゲルを用いて骨の再生に成功しているらしい

論文掲載日はまだ不確定

↑BTW


 Keyword:【ニューロン/1】 【アストロサイト/1】 【脊髄/6】
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2004/11/10

摩擦による微粉末が出来にくい素材を使い長期間使用可能な人工関節を開発

開発したのは東京大学の中村耕三氏と、石原一彦氏らのグループ
発表先はNature Material vol.3(11) 2004 pp 743–836、題名はSurface grafting of artificial joints with a biocompatible polymer for preventing periprosthetic osteolysis

これまで使われていた人工関節は骨と骨のつなぎ目部分にポリスチレンなどを使用していた。
しかし、これらは長く使用しているうちに摩擦により分解されて砕け細かい粉末を生じてしまう。生体内ではこのような細かい粉末が生じると体内から除去しようと免疫系の細胞が集まってきて、これらが出すサイトカインにより人工関節の周りの骨が壊れてしまうため、定期的に人工関節を新しくする必要があった。

今回開発された人工関節はこのような微粉末を生じにくい成分でコートされており、これまでよりも長期間使用できる事が期待できる。
実際に実験してみると10年分の刺激を与えても微粉末を生じず、またわざと微粉末を作りネズミに移植して実験したが骨が壊れる現象は見られなかった。

これまでの人工骨はだいたい10〜15年使用すると再度交換しなければいけず、現在、再手術が全体の4割を占めていた。しかし再手術する時には人工関節のまわりの骨が上記の理由で壊れており、正常な骨を外の部分から持ってくるなどの困難な手術をする必要があった。
今回の技術は2年後の実用化を目指しているが、この技術により一度移植した人工関節をより長期間使用できる事を期待できる。
2004/03/26

J―TECが国内企業としては初めての自家培養軟骨を臨床試験を開始

2004/01/28

強い人工骨の臨床試験開始

医療用具開発ベンチャーの株式会社MMT(真崎修社長)は大阪大学、東芝セラミックスと行動開発した2重構造のセラミックからなる人工骨の臨床試験を開始する。
このセラミックは密な構造と隙間の多い構造の2種類のハイドロキシアパタイトから出来ており、密な構造のセラミックが強度を保ち、隙間の多い構造には移植後、細胞が入り込み骨が再生する。

 Keyword:【ハイドロキシアパタイト/1】

2003/12/17

ウシの骨を使った人工骨、2ヶ月間で置き換え可能

なんか良さそう 2003/12/14

アゴの骨から歯を再生に成功

歯といえば医科研の上田実先生ですね
アゴの骨をちょっと取り、その中から歯の元となる組織「歯胚(しはい)」を摘出、その中に含まれる幹細胞をコラーゲン繊維と一緒に培養し歯を作ったそうです。20週間後に出来た歯にはエナメル質や象牙(ぞうげ)質、歯髄(しずい)、内部には血管や神経が形成されていたそうです。
ところで、本物のと同じなのはいいが、入れ歯って何か不具合あるのか?

↑BTW


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2003/11/24

ペンタックスが人工骨の納期を短縮

2003/11/07

指の関節を回復させる方法(BBC)

外科医の皆さんが障害を受けた指の関節を回復させる方法を開発したらしい
特殊な鋳型を埋め込むことで、骨と骨の間の組織の再生をコントロールしてうまく働く間接を作り出すことが出来るとか
2003/08/21

ナカシマプロペラが人工関節の専門工場を新設

ナカシマプロペラは日本大学、千葉大学などと共に1987年にチタン製の人工関節を開発し、販売しているそうです。これらの人工関節の耐久性はチタン部分ではなく、軟骨の代わりとなるポリエチレンプレートによるそうだが、同社では高品質の高分子ポリエチレンを使用している。現在のところ、人工関節は輸入品が80%のシェアを占めているが、同社の製品が近年急速にシェアを伸ばしているそうです。 2003/07/30

ペンタックスが2006年にも高機能人工骨

「生体置換型有機無機複合人工骨」だそうです。主成分はハイドロキシアパタイト
従来の人工骨に特殊な繊維を配合し、スポンジ状で弾力があり幹部に応じて自在に加工でき、骨の欠損部に埋め込むと次第に患者自身の骨に置き換わるそうです。
発売5年で20億円の売り上げを見込んでおり、この製品により年商60億といわれる人工骨市場が3−5倍に広がると見ている

かなり強気ですな、そうとう良い商品なのかも
2003/07/26

高木産業、軟骨再生の自動培養装置(jiji)

2003/07/03

阪大が高親和性の人工骨材(MMT)

「ネオボーン」の名前でMMTより販売予定
http://www.mmt-med.co.jp/
2003/04/21

骨の再生を促す物質

スイス、チューリッヒ大学のジェフリーハベルらがNature Biotechオンライン版に21日掲載に発表した。
この物質は人工物に2種類のペプチドを結合させており、天然物と人工物の長所を併せ持っている。
物質の1つは細胞の支持体への結合を促進する物質で、もう一つは支持体を分解し安いようにするペプチドだそうです。
2003/03/14

骨再生技術で身長を10cm伸ばす事に成功(yomiuri)

名古屋大医学部の石黒直樹教授らのグループは今回、低身長に悩んでいた14歳の女性の骨髄を摘出し骨を再生させる機能がある骨芽細胞を作りだし、大腿骨に移植したところ、半年間で足の骨が10cm伸び、138cmになった。

これはビジネスになりそうな話だね、日本人はもっと身長が欲しい人が多いでしょ
ただ、移植を行ったのが14歳という通常なら身長が伸びてもおかしくない年である事と、半年で10cmは伸びすぎでは無いかってのが気になる。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030313so11.htm
2003/01/16

骨の代わりにチタンの埋め込み急増(asahi.com)

比重が鉄の60%で強度も有るため、大きな力の掛かる股関節などに90年代から埋め込みが増えているそうだ
チタンは塩分や水分でも腐食しにくく安全性が高い。変形関節症やリウマチ、骨折などを原因にインプラント手術を行う人は年間6万人にも及ぶそうだ
チタンは地球表面では4番目に多い金属で、銅やニッケルの46倍量存在するが、加工が難しいためこれまで用いられていなかった。

ちなみにアメリカの原子力潜水艦は全部チタンで出来ているらしい



Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。