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2007/09/02携帯電話レベルの弱い電磁波によって起こる細胞内シグナルカスケード活性化のメカニズムが明らかになった(Pubmed)
2007/03/29携帯電話の使用が男性の生殖能力を衰えさせているかもしれない
2003/02/13携帯の電磁波でヒト末梢リンパ球に遺伝子変異が起きる。
2000/03/03電磁波を浴びせるとラットがバカになった
2007/09/02
■携帯電話レベルの弱い電磁波によって起こる細胞内シグナルカスケード活性化のメカニズムが明らかになった(Pubmed)(NewScicentist) イスラエルの研究者Freidmanらが、携帯電話レベルで細胞内シグナルが起こる仕組みを明らかにしています。
携帯電話から発生する電磁波が健康にどのような影響を与えるかに関しては結論が出ていません。携帯の電磁波がDNAを傷害する影響に関しては、皆無では無いものの、その強さは数年レベルの研究において動物個体、細胞でガンを発生させるほどの影響は無いと報告されています。
またDNAへの影響とは別に、携帯程度の強度の電磁波で細胞内に多くのタンパク質発現変動が起こることも確認されています。しかし携帯電話の電磁波は熱を発生させるほどのエネルギーは無く、この影響がどのようなメカニズムで起こるのかに関してはこれまで明確に分かっていませんでした。これらのタンパク質の変動は細胞の転写活性化とタンパク質の安定性に影響することにより起こると想定され、特に多くの細胞で重要な役割を担っているMAPKカスケードが活性化が知られています。実際に、長い間、細胞を携帯電話の電磁波にさらすと、ERKやp38が活性化することが報告されています。
今回の研究ではなぜERKやp38の活性化が、携帯電話の電磁波で起こるのかについてメカニズムを解析した結果が報告されています。研究者らによると携帯電話レベルの電磁波でも細胞膜のNADHオキシダーゼに作用し、ROS(活性酸素・ラジカルの一種)を生じさせ、この生じたROSが直接MMPs(マトリックスメタロプロテアーゼ)を刺激し、Hb-EGF(ヘパリン結合性EGF)を切断、放出を起こします。この放出されたEGFによりEGFレセプターが活性化され細胞内のERKカスケードが活性化すると考えられるそうです。
MMPs、EGFは細胞内で重要な役割を担っている分子であり、もしこのような反応が携帯電話の使用で生じることがあるのなら生体内の様々な機能に大きな影響を与える可能性があると言えるとお思います。
Mechanism of short-term ERK activation by electromagnetic fields at mobile phone frequencies. Biochem J. 2007 Aug 1;405(3):559-68、PMID: 17456048 KEY=【ERK】【p38】【ERK】【p38】
2007/03/29
■携帯電話の使用が男性の生殖能力を衰えさせているかもしれない 不妊治療の学術専門雑誌「Fertility and Sterility」でCleveland Clinicの研究者が報告したところによると不妊治療を受けている350人の男性を調査したところ、毎日4時間以上ケータイを使用している男性で、精子の質、量が低下していることが確認されたそうです。
textually.orgによると同様の報告が以下に示すように多数あるそうです。 ■Mobile Phones Could Put Mens' Sperm Quality At Risk-Study(リスク研究における携帯電話と男性の精子の質) ■Survey: Exposure to mobile phones and sperm count(携帯電話の使用と精子の数) ■Mobile phone-like waves damage mice sperm(携帯電話の電磁波がマウスの精子にダメージを与える) ■Mobiles 'could cut male fertility'(ケータイが男性の生殖能力を奪う) ■Smart pants for Cell-Phone users(ケータイユーザーのための電磁波防護パンツ)
2003/02/13
■携帯の電磁波でヒト末梢リンパ球に遺伝子変異が起きる。 学術雑誌「BioElectroMagnetics(生物電磁波学)」2003年2月号より持ってきました。 題名は「Exposure of human peripheral blood lymphocytes to electromagnetic fields associated with cellular phones leads to chromosomal instability」 日本語に訳すと「ヒト末梢リンパ球に携帯電話の電磁波をあてると染色体の不安定化を引き起こす」です。 概略を訳したのを以下に示します。 --- 携帯電話から生じる電磁波が健康に害を与えるかどうかは現在議論中である。我々はヒト末梢血リンパ球(PBL)を体外に取り出し830MHzの電磁波を持続的に与えた場合に染色体の欠損や増加を引き起こすかを調べた。34.5℃〜37.5℃に保ったヒト末梢リンパ球を1.6〜8.8W/Kgの様々な強さの電磁波に72時間さらした。 電磁波の量が増えるに比例して17番染色体の数の異常が増加した。すなわち電磁波が遺伝子毒性を示していた。体細胞における染色体数の変異はガンのリスクを上げることが知られており、これらの研究は将来の電磁波被爆ガイドラインに考慮に入れられるべきである。
2000/03/03
■電磁波を浴びせるとラットがバカになった 僕の作っている別サイトで公開しています (Acute exposure to pulsed 2450-MHz microwaves affects water-maze performance of rats.(Bioelectromagnetics vol.21 p.52-56))
Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。 |
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