Amrit不老不死研究所 カテゴリー「成体幹細胞」幹細胞
加齢により造血幹細胞が減少する原因はDNA損傷の増加(2007/06/08)



2007/06/08加齢により造血幹細胞が減少する原因はDNA損傷の増加
2007/03/20皮下脂肪から肝臓の細胞を作ることに成功(yomiuri)
2007/01/11皮下脂肪から肝臓細胞を作ることに国立がんセンターの研究者らが成功(yomiuri)
2004/12/19普通の細胞を幹細胞に戻せる物質「reversine」(slash.jp)
2004/08/19NASAが宇宙空間で血液幹細胞を培養し組織を作り出すプロジェクト(wired)
2004/03/11「女性の卵子の数は決まっている」は過ち、卵子幹細胞の存在をマウスで発見(wired)
2003/10/24Bmi-1という遺伝子により成体幹細胞の自己複製は維持されているそうです
2003/04/23乳歯の中に幹細胞発見
2003/04/02造血幹細胞の働き保つ遺伝子を発見(国立がんセンター、上野博夫ら)
2003/03/10末梢血中の単球を様々な細胞に分化させる事に成功
2003/02/11移植用の末梢血幹細胞を提供したドナーが白血病で死亡(asahi.com)
2002/12/21米国Large Scale Biology社(LSBC社)が骨髄幹細胞をin vitroで増殖に成功(nikkei)
2002/12/21文部省、ヒトの幹細胞を集め細胞バンクを作成(毎日新聞2002年12月21日東京朝刊)
2002/06/07精子の幹細胞を維持する仕組みが分かった
2001/12/11肝臓の細胞が膵臓や小腸の細胞に変化した(肝幹細胞が膵臓や小腸にも分化、筑波大が確認(読売新聞))
2001/04/10脂肪から筋肉や骨が出来る
2001/03/04骨髄細胞由来の細胞1つから様々な組織の細胞が出来た
2000/10/23生体内の幹細胞は周辺の細胞により、その能力を制限されている((Nature vol.407 no.6805 p.750-754))
2000/07/24ヒト成人の造血幹細胞を肝細胞に分化させることに成功した
2000/06/07生体幹細胞から多様な細胞への分化に成功((Science vol.6/2))
1903/11/26脂肪吸引により除去した脂肪から幹細胞を取り出し豊胸手術(asahi)


2007/06/08
■加齢により造血幹細胞が減少する原因はDNA損傷の増加
加齢により身体が衰える原因について様々な理由が提唱されていますが、今回の発表はDNA損傷の増加が大きな原因となっていることを示しています。

人間の身体は絶えず細胞が入れ替わっており、また小さな損傷を受けた時には修復するメカニズムが存在する。これを可能にしているのが分裂して新しい細胞を生み出すことの出来る成体幹細胞である。成体幹細胞の数の減少は身体の修復機構を衰えさせる原因になると考えられる。

今回研究者らはDNA修復に関わる酵素「DNAリガーゼW」を生まれつき欠損(Lig4 Y288C)したマウスを作りだし調べた。するとこれらのマウスは免疫不全を発生し、成長障害があった。また成体幹細胞である造血幹細胞の数が加齢と共に急激に減少することを確認した。

今回の研究は修復されないDNAダメージの増加が、造血幹細胞の減少、そして加齢現象にとつながっていることを証明した結果と言える。

DNA repair is limiting for haematopoietic stem cells during ageing
Nature 447, 686-690 (7 June 2007)


2007/03/20
皮下脂肪から肝臓の細胞を作ることに成功(yomiuri)

 KEY=【脂肪



2007/01/11
皮下脂肪から肝臓細胞を作ることに国立がんセンターの研究者らが成功(yomiuri)


2004/12/19
普通の細胞を幹細胞に戻せる物質「reversine」(slash.jp)(BBC)(プレスリリース)(ScienceDaily)
名前がうさんくさい

Dedifferentiation of Lineage-Committed Cells by a Small Molecule(J. Am. Chem. Soc., 126 (2), 410 -411, 2004)
http://pubs.acs.org/cgi-bin/sample.cgi/jacsat/2004/126/i02/abs/ja037390k.html


2004/08/19
NASAが宇宙空間で血液幹細胞を培養し組織を作り出すプロジェクト(wired)


2004/03/11
「女性の卵子の数は決まっている」は過ち、卵子幹細胞の存在をマウスで発見(wired)(yahoo)
アメリカ・ハーバード大学の研究チームが出生後も卵子を新しく作り出す細胞が存在していることを発見した。
ヒトなど多くのほ乳類のメスでは生まれる前にすべての卵子が作られ、出生後は新しくできないと半世紀以上も信じられていた。
報告によると成体マウスの卵巣でも減数分裂が確認され、またGFPトランスジェニックマウスに移植した野生型の卵巣ではGFPを発現する生殖細胞が観察された。

この幹細胞を摘出し増殖させることが可能になればこれまで以上の高齢出産が可能になり不妊治療にも応用可能であると思われる。
Germline stem cells and follicular renewal in the postnatal mammalian ovary(Nature 428, 145 - 150)
abstract


2003/10/24
Bmi-1という遺伝子により成体幹細胞の自己複製は維持されているそうです
どうでもいいが、Nature 2003 vol.423 p.255にカナダの研究者が発表しているのと何が違うんだ?
題名はBmi-1 determines the proliferative capacity of normal and leukaemic stem cells

ちなみに今回発表したのはNature 425, 962 - 967 (30 October 2003);
Bmi-1 dependence distinguishes neural stem cell self-renewal from progenitor proliferation


2003/04/23
■乳歯の中に幹細胞発見
NIHの研究チームがPNASのオンライン版に4月21日発表した。
乳歯の内部の歯髄という部分に1本あたり12−20個の幹細胞が存在するそうだ

屋根の上と、縁の下にあった肉塊は乳歯が成長した物かもね

冗談はおいといて、乳歯が抜けるたびに病院へ直行して保存処理する時代がきたりするんでしょうか?


2003/04/02
■造血幹細胞の働き保つ遺伝子を発見(国立がんセンター、上野博夫ら)
幹細胞はストローマ細胞と呼ばれる細胞と一緒に培養すると長く元気に生きますが、今回その理由が少し分かったようです。
mKirreという遺伝子がその原因だとか、ストローマ細胞でこの遺伝子の働きを止めると一緒に培養しても幹細胞が死滅するそうです。またこの遺伝子の働きを高めたストローマ細胞を使うと一緒に培養した場合、幹細胞が通常よりも多く保たれていたそうです。

激しく重要な研究な気がします。

以前、お伝えした研究の中でまわりの細胞の働きにより幹細胞が養われているってのがあったね
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200303/31m/015.html


2003/03/10
■末梢血中の単球を様々な細胞に分化させる事に成功
(読売新聞の日本語の記事)PNAS vol.100(5) pp.2426-31(2003)
研究者らはヒトの末梢血中に存在する単球中に様々な細胞に分化しうる細胞が存在することを発見した。この細胞は繊維芽細胞に形態がよく似ていた。MCSF存在化で増殖し、様々な幹細胞マーカーを発現していた。この細胞はLPS刺激によりマクロファージになり、IL-2刺激によりT細胞になった。またEGF(上皮細胞増殖因子)刺激により上皮細胞になり、NGF(神経増殖因子)刺激により神経細胞になった。またHGF刺激により肝細胞になった。またこの細胞は保存することが出来るため、患者から血液を採取して治療に用いるという治療方法に用いることの出来る可能性がある。

なんか、刺激するもののがありきたりすぎるし、うまく行き過ぎじゃないか?と思ってしまう。ホントかなぁ。。。。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030303so11.htm
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/0536882100v1


2003/02/11
■移植用の末梢血幹細胞を提供したドナーが白血病で死亡(asahi.com)
細胞を移植された人は無事なんでしょうか?
よく知らないけど幹細胞とガン細胞って同じマーカー出てそうな予感(^^;
ドナーが白血病で死亡したのは初めてだそうです。
血液幹細胞移植は骨髄移植に比べてドナーの負担が少ない為、急速に移植が増えているそうです。
日本では2000年4月に保険適用、2000件以上行われているそうです。


2002/12/21
■米国Large Scale Biology社(LSBC社)が骨髄幹細胞をin vitroで増殖に成功(nikkei)
2002年12月15日のBloodで発表されるそうです。

■文部省、ヒトの幹細胞を集め細胞バンクを作成(毎日新聞2002年12月21日東京朝刊)
文部科学省は2003年からヒトの臓器の幹細胞を5年計画で集める
幹細胞同士を比べるといろいろ分かりそうですね


2002/06/07
■精子の幹細胞を維持する仕組みが分かった
ヒトと同じくショウジョウバエの精子も生きている間に次々に生み出される。この精子は精子幹細胞(GSCs)が分裂をして自らの数を維持しつつ、分化して精子を作り出すことにより維持されているが、GSCsがどのようにその数をコントロールされているのか明確では無い。

今回、研究者らはショウジョウバエの精子幹細胞が
ニッチ(niches)の中でキャップセル(Cap cell)とDE-カドヘリン、アルマジロ、βカテニンを介して結合している時にのみ精子幹細胞として維持され、この結合が無くなると精子に分化してしまう事を発見した。このような幹細胞維持機構は他の臓器でもある可能性がある。

原文:
Germline stem cells anchored by adherens junctions in the Drosophila ovary niches.
Science vol.296 p.1855-1857

 KEY=【ニッチ】【Science



2001/12/11
■肝臓の細胞が膵臓や小腸の細胞に変化した(肝幹細胞が膵臓や小腸にも分化、筑波大が確認(読売新聞))
肝臓の中には肝臓が障害を受けた場合に増殖して肝臓を補う肝幹細胞と呼ばれる細胞がある。
これまで、この細胞は肝臓にしかならないと考えられてきたが、12月11日の分子生物学会でこの細胞が異なる細胞に変化する事が報告された。
研究者らはマウスから肝幹細胞を摘出し、移植した細胞と分かるように細胞が発光する遺伝子を導入して別のマウスの膵臓、または小腸に肝幹細胞を移植した。
3ヶ月後、膵臓の一部がリング状に発光しており、肝幹細胞が膵臓細胞に変化した事が画にされた。またこの細胞はアミラーゼなどの膵臓機能を示す物質を出していた。小腸に移植した細胞も小腸の細胞に変化していた。
これまで肝臓にしか成れないと考えられてきた肝幹細胞はもっと前の段階のいろいろな臓器に成れる可能性のある細胞であるのかもしれない。

へー。ちょっと興味有る。どこの論文に投稿したのかな?

筑波大学消化器外科の谷口秀樹講師と大学院生の仕事だそうです。
きっと仕事をしたのは大学院生だろうけど、名前も出ないなんて可愛そう(笑


2001/04/10
脂肪から筋肉や骨が出来る
これまで、受精卵から得られるES細胞・骨髄細胞・脳の細胞などが筋肉や肝臓の細胞など様々な別の細胞に変化しうる事が示され、失った臓器を再生する再生医療への可能性が期待されてきた。しかしこれらの細胞は必ずしも簡単に大量に手に入るものでは無かった。今回アメリカのUCLAの研究者は脂肪の細胞の中に骨や筋肉、軟骨に変化しうる細胞が多数含まれている事を発見した。
脂肪は美容整形などで日常的に除去が行われており、安全な局部麻酔で患者自身の細胞を大量に手にいれる事が出来る。骨や軟骨などは生体外でプラスチックなどの上に細胞を蒔き骨や軟骨を作るといった技術が最も進んでいる分野であり、免疫拒絶の無い自分自身の細胞で出来た骨や軟骨のスペアを作れるかもしれない。また筋肉に分化可能であれば、心筋梗塞の治療などにも使えるだろう。

がんばって太ろう。でぶでぶ〜
脂肪細胞から簡単に骨や軟骨に変化可能な細胞が分離出来るようになれば、すばらしい事だと思います。なんたって脂肪は体の中で最も簡単に摘出できるいらない組織ですからねぇ
脂肪は人類を救う!ってのもいいすぎでは無いと思います。

(Multilineage cells from adipose tissue:implications for cell-based therapies(Tissue Engineering vol.7 no.2 p.211-228))

 KEY=【脂肪



2001/03/04
■骨髄細胞由来の細胞1つから様々な組織の細胞が出来た
(Multi-organ, multi-lineage engraftment by a single bone marrow-derived stem cell.(Cell vol.105 no.3 p.369-377))

2000/10/23
■生体内の幹細胞は周辺の細胞により、その能力を制限されている((Nature vol.407 no.6805 p.750-754))
成人の生体内にも幹細胞が多数存在しており、皮膚、血液などの維持を担っている。こういった幹細胞は自身の数を一定に維持しながらある確率で分化してその組織を保つ。今回の報告でショウジョウバエの精巣において周辺細胞のEGF receptorの発現を低下させると精巣幹細胞の数が増加する事を報告している。


あんましおもしろくないかな。。。。。
拒絶反応の無い移植臓器を作るには自分の細胞を使うのが一番!。その為には分離した自分の成体幹細胞を分化させずに増やす方法が不可欠でしょう。


2000/07/24
■ヒト成人の造血幹細胞を肝細胞に分化させることに成功した

最近流行りの「造血幹細胞から様々な細胞が作れる」という流れの一つですね。しかし何をもって肝細胞と言っているのかいまいち分からないので半信半疑だぞ 。すでにマウスでは同じ事が報告されている。また骨の細胞から肝臓細胞に分化したという報告もある。もちろんES細胞からも分化するらしい
(Cell differentiation: Hepatocytes from non-hepatic adult stem cells(Nature vol.406 p.6793))


2000/06/07
■生体幹細胞から多様な細胞への分化に成功((Science vol.6/2))
成体の神経幹細胞を心臓、肝臓、筋肉、腸など、いろいろな組織の細胞に分化させる事に成功したそうだ。


どんどん、交換用のパーツが揃ってくるね。あなたの体の中で新しくしたいところある?


1903/11/26
■脂肪吸引により除去した脂肪から幹細胞を取り出し豊胸手術(asahi)
東京大学病院形成外科の吉村浩太郎講師らのグループは他の部分から除去した脂肪組織より幹細胞を取り出し、これを利用して豊胸手術を試みる。
通常の豊胸手術はシリコンを使ったり、他の部位の脂肪をそのまま使ったりするそうですが、今回研究者らは他の部分から取った脂肪組織に、脂肪組織から抽出した幹細胞を加え、幹細胞の割合を高めた脂肪を移植する

移植後、幹細胞は血管や脂肪組織に変化する事が期待され、マウスによる実験では移植した脂肪の生着率が20−50%高まった

この他、この研究者は脂肪から抽出したコラーゲンを用いたしわ伸ばし手術をおこなったりと
かなりのおっぱい星人であると思われる

参考:
脂肪から筋肉や骨が出来る




Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。

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