Amrit不老不死研究所 カテゴリー「人工すい臓・糖尿病」
ゴーヤーから複数の有効成分を発見(2008/04/24)
膵臓は4E-BP1を使って糖尿病を防いでいる(2008/03/21)



2008/09/29ヒト皮膚細胞から作ったiPS細胞からインスリン産生細胞を作り出した
2008/04/24ゴーヤーから複数の有効成分を発見
2008/03/21膵臓は4E-BP1を使って糖尿病を防いでいる
2007/10/31ブタのES細胞は免疫抑制剤無しで糖尿病のサルを治療しうる
2007/10/24Living Cell Technologies社がカプセル化した「ブタすい臓細胞」「Diabecell」の臨床試験結果で良好な結果が得られたと発表
2006/12/14イーライリリーの糖尿病情報サイト
2007/09/12ヒトのES細胞からインスリンを分泌するすい島(すい臓)様の固まりを作ることが出来た
2007/08/10遺伝子操作した植物で糖尿病治療
2006/10/24次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ
2006/07/24ベイラー(Baylor)大学の研究者がマイクロバブルでインスリン遺伝子をすい臓細胞に導入する技術を開発
2005/10/13インスリンの分泌抑制物質を発見、糖尿病の新しい治療法の可能性
2005/10/03キトサンスポンジを使って膵臓を再生する
2005/09/27インスリン注射不要に? 膵臓細胞量産、岡山大など開発(asahi)
2004/04/08京都大学付属病院が国内で初めて膵島細胞移植を実施(yomiuri)
2003/04/23肝臓でインスリンを作らせる方法
2003/02/10オタマジャクシの体内で肝臓に膵臓機能を持たせる事に成功
2003/01/01遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した
2001/08/21異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った(動物細胞で人工すい臓開発(朝日新聞))
2000/06/25カエルの胚(タマゴの一部)からすい臓を作ることに成功((Yahoo NEWS))
2000/05/01遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。


2008/09/29
■ヒト皮膚細胞から作ったiPS細胞からインスリン産生細胞を作り出した
iPS細胞をRPMI1640(B27、11,1mM glucose 、4n< activin A)で7日間培養、Sodium butyrateを終濃度0.1mMで1日目に加え、1ug/mlのType4コラーゲンで5分間処理、非接着プレートに移し、20ng EGF、22ng/ml bFGF、100ng/ml Nogginで2週間培養、その後、20ng/ml EGF、100ng/ml Nogginで1週間培養、0.5% BSA、10mM nicotinamide、50nm/ml IGF-IIで5日間培養、IGF-IIを除いて2日間培養。

Generation of insulin-secreting islet-like clusters from human skin fibroblasts (JBC 2008)PMID: 18782754

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2008/04/24
ゴーヤーから複数の有効成分を発見

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2008/03/21
膵臓は4E-BP1を使って糖尿病を防いでいる
膵臓のβ細胞がインスリンを放出し続け、負荷がかかるいと、β細胞内に4EBP1と呼ばれるタンパク質が作られ、β細胞の働き過ぎを抑えるそうだ。実験的に4EBP1をノックアウトしたところ、β細胞が働きすぎ、次々にβ細胞が死滅し、糖尿病が悪化した。

ATF4-Mediated Induction of 4E-BP1 Contributes to Pancreatic β Cell Survival under Endoplasmic Reticulum Stress
Cell Metabolism, Vol 7, 269-276, 05 March 2008

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2007/10/31
■ブタのES細胞は免疫抑制剤無しで糖尿病のサルを治療しうる
発表したのはワシントンメディカルスクールの研究者

ヒトの糖尿病における移植医療はドナーの不足により限定的なものに留まっている。また移植した場合も免疫拒絶などの理由により細胞は徐々に死滅し効果が低下していく。

本発表の研究者らは以前より発生段階のブタE28由来のすい臓β細胞を移植することにより糖尿病ラットを治療する研究を行い成果を発表してきた。

今回の研究では、E28ブタ胚を糖尿病のサルに移植した。移植したブタのβ細胞は長期間にわたり肝臓、すい臓、リンパ節の中で生存しインスリンを産生した。そして移植後22ヶ月にわたって効果を示した。

Long-term engraftment following transplantation of pig pancreatic primordia into non-immunosuppressed diabetic rhesus macaques
Xenotransplantation 2007

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2007/10/24
Living Cell Technologies社がカプセル化した「ブタすい臓細胞」「Diabecell」の臨床試験結果で良好な結果が得られたと発表
Living Cell Technologies社はオークランド(ニュージーランド)に拠点を置く企業、開発品目としてはブタ胎児の膵島をアルギン酸でカプセル化したDiabeCell、ハンチントン病などの治療に使用することを目的としたNeurotrophinCell、Fac8を産生するFac8Cellなど

今回の報告では臨床試験のPI/IIaの結果を報告し、2007年6月に移植を行った患者では1日に必要なインスリン投与量が40%減少した。2007年9月に移植した患者では移植から1ヶ月経過した現在、インスリンの投与が必要なくなっているそうだ。

これらの治療はインスリン産生が無くなってしまったT型糖尿病患者の有効な治療方法になる可能性がある。

Living_Cell_Technologies社HP

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2006/12/14
イーライリリーの糖尿病情報サイト

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2007/09/12
■ヒトのES細胞からインスリンを分泌するすい島(すい臓)様の固まりを作ることが出来た
発表したのはアメリカのGeronという会社の研究者。
作り出した固まりはグルコース(糖分)の濃度に応じてインスリンを産生する機能を持っていました。

研究者はこの固まりを血清無しの培地で36日間で作り出します。
その他に加えたのはSodium_Butyrate、Activin_A、これらの添加によりCXCR4とSox17、Foxa2などを発現する内胚葉塊になり、そこからPdx1発現すい臓細胞に分化するそうです。

Generation of Insulin-Producing Islet-Like Clusters from Human Embryonic Stem Cells
Stem Cells Vol. 25 No. 8 August 2007, pp. 1940 -1953

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2007/08/10
■遺伝子操作した植物で糖尿病治療
中央フロリダ大学の研究者の報告によると、糖尿病治療薬であるインスリンの前駆タンパク「プロインスリン」と細胞内に入り込む能力を持つコレラ毒素のBサブユニットを連結したタンパク質を作るように遺伝子操作したタバコをつくり、この葉を糖尿病のマウスに与えたところ、血糖値の低下やすい臓β細胞の損失の抑制など糖尿病の進行を抑制する効果が見られたそうです。

糖尿病発症のメカニズムとして
インスリンに対する自己免疫反応が起こり、自己の免疫担当細胞がインスリンを産生するすい臓β細胞を破壊してしまうということが知られていますが、このインスリンに対する抗原性を経口投与により緩和することにより糖尿病症状の低減が見られるようです。

Expression of cholera toxin B–proinsulin fusion protein in lettuce and tobacco chloroplasts – oral administration protects against development of insulitis in non-obese diabetic mice
Volume 5 Issue 4 Page 495-510, July 2007

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2006/10/24
次世代糖尿病治療薬「リラグルチド」のPhase IIデータ発表。良い感じ
リラグルチドはノボノルディスクファーマの開発している薬で、血糖値が高い時にだけすい臓β細胞にインスリン産生を促し、グルカゴン産生を抑制するインスリンに代わる糖尿病治療薬として期待されているGLP−1のアナログ(体内で分解されにくく改良されたもの)です。実際のGLP-1は体内での分解がとても早いため薬としては使いにくくこのようなアナログが開発されています。GLP−1関連の糖尿病治療薬としては体内のGLP−1の分解を抑制することで治療を目指すGLP−1分解酵素DPPW阻害剤「ビルダグリプチン」(ノバルティス)などがあります。

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2006/07/24
ベイラー(Baylor)大学の研究者がマイクロバブルでインスリン遺伝子をすい臓細胞に導入する技術を開発(PNAS)
  • ダラスのベイラー大学の研究者の報告
  • インスリンのプラスミドDNAをガスで満たしたリン脂質シェルの中に閉じこめ、投与、すい臓で超音波で壊し遺伝子導入。いわゆるマイクロバブルによる遺伝子導入
  • 実験はラットを使用。
  • 導入遺伝子としてはrat insulin 1 promotor(RIP)に連結したインスリンとヘキソキナーゼI遺伝子を用いている。RIPを使用することによりグルコース濃度応答性の遺伝子発現を実現している。
  • ヘキソキナーゼ(hexokinase I)をすい臓β細胞に導入した場合はhexokinase Iの低いKmにより、グルコース応答性のインスリン産生が促進されることが分かっているそうだ
一般的にグルコースは細胞内に入るとヘキソキナーゼによりグルコース6リン酸に変換されるというが、この変換がインスリンの産生促進に必要なのか?
これらの技術を利用すれば、糖尿病患者が血糖値を確認しつつインスリンを投与することなく、体内のインスリン産生を回復させることが出来る可能性がある。

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2005/10/13
インスリンの分泌抑制物質を発見、糖尿病の新しい治療法の可能性

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2005/10/03
■キトサンスポンジを使って膵臓を再生する
体内で
インスリンを作り出しているすい臓β細胞が死滅してしまうと、血液中のグルコース濃度をコントロールすることが出来なくなり、糖尿病となる。深刻な糖尿病では注射などでインスリンを注射し、血液中のグルコース濃度をコントロールしてやることが必要だが、すい臓の細胞を移植し、体内でインスリンを作らせようとした再生医療の試みもある。

この中でも近年、すい臓の組織(すい島)を皮下(皮膚の下)に移植する方法が注目を集めている。しかしすい臓の組織を長期間維持するためにはどうすれば良いのかといった問題が未解決であった。今回、研究者らはキトサンスポンジを用いてこれに挑戦している。キトサンはカニやエビなどの成分であるキチンが分解したもので、体内で徐々に分解される性質(生分解性)を用いて他の研究では生体外で血管構造を作らせたり、疑似的な皮膚組織を形成させる研究が進められている。

研究者らはまず、凍結乾燥によりCSを作成した。この作り出したCSは200-500μmの隙間を多く持つ多孔質構造になっており、このCSにラットすい臓より単離したすい島を各20個ずつ播種し62日間培養した。すると単離直後のすい島は単一のものが大部分を占めたが、徐々に2-4個のすい島から成るクラスターも(150-250μm)も観察された。

また、CS内で培養した小島は少なくとも53日後まで初期の形態を維持しており、すい臓細胞の機能であるインスリン産生は49日後まで継続しCS内は一定のインスリン濃度に維持され、その後急激に低下した。

このようなキトサンスポンジを使った方法はすい島を安定して培養出来、また機能させることが出来ることを示しており、皮下への膵島移植の発展につながる可能性がある。

原文
Tissue-engineered pancreatic islets: culturing rat islets in the chitosan
sponge.
Cell Transplant. 2001;10(4-5):499-502.

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2005/09/27
インスリン注射不要に? 膵臓細胞量産、岡山大など開発(asahi)
発表したのは岡山大学の小林直哉ら、研究者等は人間のすい臓β細胞に後で除去できるように工夫した細胞を増殖させる遺伝子(SV40TとhTERT)を導入、体外ですい臓β細胞を大量に増やした後、導入した遺伝子を除去し、元に戻した上で、糖尿病のマウスに移植した。すると移植した細胞が正常に働き、糖尿病の症状が緩和されることが分かった。

A human -cell line for transplantation therapy to control type 1 diabetes
Nature Biotechnology 23, 1274 - 1282 (2005)

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2004/04/08
京都大学付属病院が国内で初めて膵島細胞移植を実施(yomiuri)(kohoku)(sankei)


2003/04/23
■肝臓でインスリンを作らせる方法
肝細胞にPDX1(IPF1)って遺伝子を発現させると肝臓細胞なのにインスリンを出し膵臓ベータ細胞のようにふるまうという報告は、アホみたいにたくさん報告されていますが、なんかPDX1入れると劇症肝炎が起こるらしいっすね
それは初耳だ
今回導入されたneuroDという遺伝子はインスリンを出させ、かつ劇症肝炎は起こさないそうです
他にもbetacellulinという遺伝子もオッケーらしい
発表先はNat Med 2003/4/21
NeuroD-betacellulin gene therapy induces islet neogenesis in the liver and reverses diabetes in mice

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2003/02/10
■オタマジャクシの体内で肝臓に膵臓機能を持たせる事に成功
Current Biology 13, 105-115 (2003)
結構前からプレート上の肝細胞では
Pdx1インスリン出るって結果は有りましたね
未だ哺乳類で実現していないのが不思議です

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2003/01/01
■遺伝子操作によりオタマジャクシの体内で肝臓細胞をすい臓細胞に変換した
イギリスBath大学の研究者らが、オタマジャクシの体内で肝臓をすい臓に変換する事に成功した。
研究者らは、肝臓で働く遺伝子のスイッチを入れる遺伝子駆動装置であるTTRにすい臓細胞の機能を指令するPDX1遺伝子をつなげたアフリカツメガエルを作成したところ、このカエルのオタマジャクシでは肝臓全体、もしくわ一部の細胞がすい臓細胞のようにインスリンやグルカゴンを作り出した。

これらの研究を応用すれば、
インスリン依存型糖尿病の患者の肝臓を使ってインスリンを作らせ治療が行えるかもしれない。

以前のNat. Med.の論文の方が全然スゴイのでは?
Current biology vol.13 p.105-115

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2001/08/21
■異種のすい臓細胞を使って免疫拒絶の無い人工すい臓を作った(動物細胞で人工すい臓開発(朝日新聞))
京大再生研の井上一知教授らのグループは、正常なマウスのすい臓から取り出した細胞を異なる種類の糖尿病マウスに移植して、
免疫抑制剤無しに糖尿病症状を改善する事に成功した。現在はブタの細胞をイヌに移植する実験を計画しており、将来はブタ細胞を用いてヒトの糖尿病患者の治療を目指す。
今回、研究者らが取った方法は、取り出したすい臓細胞を免疫に関する物質は通さないが、インスリンは通過出来る特別な高分子膜で覆い、それをさらに高分子繊維のメッシュの袋に入れ人工すい臓として皮膚の下に移植した。結果、移植されたマウスは免疫抑制剤を投与することなく、3ヶ月間糖尿病の症状が改善した。

最後に高分子繊維のメッシュで包むのにはどういう意味があるのでしょう?
炎症反応を激しくして血管を血管を引っ張ってくるのかな?

っていうか、マウスのすい臓ってどこ?誰か教えてー
脂肪と見分けがつきません。
俺のお腹の中もこんな感じで脂肪がつまってるのかなぁ。。。。

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2000/06/25
■カエルの胚(タマゴの一部)からすい臓を作ることに成功((Yahoo NEWS))
試験管内でカエルのすい臓を作ることに成功。これまでにも心臓、肝臓を作ることに成功しているが、細胞を分化させてホルモンなどを分泌する内分泌器官を作ったのはこれが初めて
「せきつい動物は共通する遺伝子も多く、将来的には自分の細胞を使った臓器再生などに役立つだろう」と話している。 


すい臓病のカエルでも救ってあげてください。 ゲロゲロ


2000/05/01
■遺伝子導入によりマウスの肝臓に膵臓の機能を与えた。
(Pancreatic and duodenal homeobox gene 1 induces expression of insulin genes in liver and ameliorates streptozotocin-induced hyperglycemia.(Nature Medicine vol.6 no.5 p.568-572))

インスリンは血液中の糖分が高くならなくするために必要な物質であり、これは通常膵臓のβ細胞で作られている。糖尿病患者の一部はこのインスリンがうまく作られないことが原因である。
今回、この研究者達は膵臓のβ細胞でインスリン生産を指示する遺伝子である「pdx-1」を持つアデノウイルスを用いてこの遺伝子を肝臓に導入した。
導入されたマウスの肝臓ではインスリンが作り出され、血中のインスリン濃度を300%上昇させ、また実験的に作り出した高血糖のマウスの症状を改善させた

糖尿病怖いなり。こういう臓器を別の臓器へと変化させることをトランスディファレンシエーションというそうです。(今日聞いた受け売り♪)

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