カテゴリー:統計(寿命・その他) TW↑B



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2000.09.29スウェーデンにおける1861年〜1999年の最大寿命の変化
2000.08.192000年:日本人の平均寿命が少し縮む 男77.10歳、女83.99歳(朝日新聞)


2000.09.29

スウェーデンにおける1861年〜1999年の最大寿命の変化

老化研究におけるまだ解明されていない疑問として「ヒトやその他の動物において寿命の限界が存在するかどうか」といった事がある。研究者らはスウェーデンに残っている1860年代から出生と、死亡の詳細なデータを元に寿命限界の変化を統計的に解析した。

1860年代の最大寿命が101歳であったのに対し、1990年代では108歳であった。また最大寿命の上昇は1969年までは10年ごとに0.44歳の上昇であったが、それ以降〜1990年代までは10年ごとに1.11歳上昇と、最大寿命の上昇が加速していた。 統計的に解析するとこの最大寿命の延びは70歳以上の死亡率が減少したためでありこの傾向は年々加速していると言える。

Science vol.289 no.5488 p.2366-2368

2000.08.19

2000年:日本人の平均寿命が少し縮む 男77.10歳、女83.99歳(朝日新聞)

まだまだ世界一のままだが、去年に比べて女性は0.02歳、男性は0.06歳短くなった。男性は2年連続で平均寿命が縮んだそうだ。
とは言っても厚生省によると原因として、インフルエンザの流行で肺炎による死者が去年より1万4千人増えたために男性の平均寿命が0.087歳、女性が0.083歳縮んだためだそうだ。
このインフルエンザの影響を除外して考えると、ガンや心疾患、脳血管の3大成人病による死者が減った事で、男性は0.068歳、女性は0.062歳伸びたいるそうだ。

また、もし3大成人病が無くなったとすると平均寿命は男性が8.52歳、女性が7.79歳伸びるそうだ。

ちなみに去年男性の平均寿命が縮んだ原因は自殺者が増えたためらしい。
こうやって見ると女の方がずいぶん長生きなんだね。


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