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2011/09/07ポテトチップスなどの脂質を含む食事が止められない理由はマリファナの使用と同じ理由
2011/08/01リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットする事で長生き出来る
2011/07/01「吸収されにくい油」で、むしろ体重が増加しうるという動物実験結果が発表される /3
2011/02/18ダイエットするには朝食を減らすのが良いとする研究
2011/02/18冬に寒さに晒されなくなった事が先進国での肥満増加に関わっている
2010/12/21たくさん食べる人は空腹時に運動することが重要
2008/12/15低インスリンダイエットは思考や認知に悪影響を与える
2010/04/03朝、高脂肪食を食べると平気だが、朝、炭水化物ばかりを食べて、夜脂肪をとると、肥満、糖尿病になる
2010/05/10COX2は白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える作用がある
2010/03/25スリムな女性が体重を維持するには1日1時間の適度な運動で十分だが、過体重の女性が体重を落とすには運動のほかに食べ物の量も減らす必要がある
2010/06/17レプチンはI型糖尿病の治療に使える。 /14
2010/07/15セロトニン(5-HT)2C受容体アゴニスト薬で体重が減少し、体重低下が維持される
2010/09/13ヒトの脂肪細胞が分泌する20の新しいペプチドを発見
2010/09/13ダイエットをすると脂肪に蓄積された有害物質が血液中に流出する
2010/08/26人工甘味料入りの炭酸飲料を飲むと早産の可能性が高まる /5
2008/09/16アトキンスダイエット
2008/09/09ダイエット法比較
2008/08/05運動しなくても持久力が向上する薬:マウスでは44%アップに成功
2008/05/09皮下脂肪と内臓脂肪は本質的に種類が違う?(sciencedaily)
2006/09/07小林製薬の「肥満改善薬」が大ヒット
2008/03/21朝食を食べる人は、朝食を抜く人よりも肥満が少ない
2008/03/21脂肪細胞の形成を刺激するのはTRAP(酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ)
2007/10/16ホルモン:NPY(ニューロペプチドY)は直接脂肪細胞に働き、ストレスにより誘導される肥満とメタボリックシンドロームに関わっている。
2007/09/05アメリカで初めて認可された処方箋のいらないダイエット薬「Alli」に話題沸騰
2007/08/27糖尿病の原因は大量に食べたにも関わらず皮下脂肪が増えなかったため?
2007/06/21体温が低い人は肥満になりやすい?
2007/04/04肥満を防ぐタンパク質「AGF」発見
2007/03/29アディポネクチンは肝臓表面の2種類のタンパク質に結合し、脂肪を燃焼させる。
2007/03/20ライオンが、母乳中の「ラクトフェリン」の内臓脂肪抑制効果を人間でも確認 /5
2007/02/27抗肥満薬「ゼニカル (XENICAL)」メモ


2011/09/07

ポテトチップスなどの脂質を含む食事が止められない理由はマリファナの使用と同じ理由

ポテトチップスなどの脂肪分が多い食べ物をついつい食べ過ぎてしまった経験はありませんか?。今回、このメカニズムを明らかにする研究が発表されました。発表したのはカリフォルニア大学の研究者ら。

Endocannabinoid signal in the gut controls dietary fat intake(腸管の末梢のカンナビノイド信号が脂質の摂取をコントロールする). Proc Natl Acad Sci U S A. 2011. PMID:21730161

 研究者らによるとポテトチップスなどの脂質を食べると腸でマリファナ(大麻)と同じ作用を持つカンナビノイドと呼ばれる物質が作られるそうです。カンナビノイドもマリファナと同じ作用を持ち人体に恍惚感を感じさせ、もっと脂質を食べたくなると予想されます。これは今のように食生活が豊かになる以前、カロリーの豊富な脂質を多く摂取出来るように人体に備わっていた機能のなごりだと予想されます。

また、面白いことに、腸でカンナビノイドが作られるのは、脂質が口に入ってすぐ始まることが分かりました。脂質が腸に到達しても無いのにどのような仕組みなのでしょうか。

 研究者らは、これらの発見をラットを使って解明しています。実験ではラットの胃袋を縛り食べたものが腸に行かないようにして脂質、タンパク質、糖質等を食べさせる実験を行いました。すると脂質を食べさせた時のみ、腸管でカンナビノイドが作られました。仕組みを解析すると、舌に脂質を認識する仕組みがあり、神経系を通じて腸管に命令を出し、そこでカンナビノイドが作られ始めるようです。そして、ここで作られたカンナビノイドが脳を刺激し恍惚感を感じさせ、もっと食事をするように促されます。

 元気を出したい時は、肥満にならない程度の少量の脂質を口に含むと良いかもしれません。ひとかけらのチョコレートなど効果的でしょう。ただし恍惚感に影響されて2つ目、3つ目と食べると肥満につながってしまうので注意です。

※体内で作り出されるカンナビノイドは2-AGとAnandamideの2種類。脂質を食べることにより腸管の血中濃度が2倍程度(それぞれ20→40nmol/g、10→20 pmol/gになっているようだ)

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2011/08/01

リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットする事で長生き出来る

 アメリカでは肥満は国民病と言われ、全国民の34%が肥満、そして残りのうち次の34%も太りすぎに分類される。数百万人のアメリカ人が毎年ダイエットしているが、調査によると減った体重を長期間維持できているのは僅かで、多くの人は元の体重に戻ってしまっているようだ。このダイエットとリバウンドを繰り返す現象は皮肉も込めて「ヨーヨーダイエット」と呼ばれている。従来はこの体重の増減を繰り返すヨーヨーダイエットは身体に悪影響があるのではないかと考えられてきたが、最新の研究によると、リバウンドしてしまうとしても懲りずにダイエットすることには意味があるようだ。

 この事をマウスで確かめたのはオハイオ大学のEdward Listら、ボストンで開催された2011年のEndocrine Society年次集会で発表した。研究者らは、マウス30匹を10匹ずつの3グループに分け、最初のグループにはずっと高脂肪食を与える「肥満グループ」とした。2番目のグループは4週間ごとに高脂肪食と通常の食事を交互に与える「ヨーヨーダイエットグループ」とした。そして最後のグループは通常のエサを食べさせる「正常グループ」とした。

 高脂肪食を食べさせ続けた「肥満グループ」のマウスは体重が増え、体脂肪が増え、そして血糖値が高くなり、グルコースに不応答性となった、糖尿病の前段階の症状である。ところが、「ヨーヨーダイエットグループ」では高脂肪食を食べさせている間は健康に関わる数値が悪化していくものの、数値の悪化は、低脂肪食に切り替えると正常な数値に戻っていった。そして、それぞれのマウスの寿命を比較すると、正常のマウスの平均寿命2.09年に対し高脂肪食を与え続けた「肥満グループ」は1.5年25%も寿命が縮まってしまったのに対し、「ヨーヨーダイエットグループ」は2.04年と正常マウスとほとんど変わらず長生きした。

食事平均寿命
肥満グループずっと高脂肪食1.5年
ヨーヨーダイエットグループ1ヶ月おきに交互に高脂肪食と通常の食事2.04年
正常グループずっと通常の食事2.09年

 これが人間にも当てはまるかは確認する必要があるが、平均寿命が80年の人間に今回の実験を当てはめると、3年間の不健康な生活と、3年間の健康な生活を繰り返した感じだろうか。どうやら一定期間の不健康な食生活や体重増加は寿命には悪影響を与えないようだ。もちろん多くの人はあえてヨーヨーダイエットをしているわけではなく、仕方なくリバウンドしてしまうのだと思うが、長生きしたければ、懲りずにリバウンドするとしても頑張ってダイエットを続けることが長生きの秘訣なようだ。

単語: Yo-yo dieting

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2011/07/01

「吸収されにくい油」で、むしろ体重が増加しうるという動物実験結果が発表される

発表したのはPurdue(パデュー)大学の研究者Susan E. Swithersら。アメリカ心理学会(American Psychological Association)の発行する行動神経科学(Behavioral Neuroscience)という雑誌で発表しました。

 近年、食事を減らし体重を減らすために身体に吸収され難い低カロリー脂肪代替物が盛んに開発され、ポテトチップスなどの食品に盛んに使用されています。今回、研究者らはこのダイエットに効果のあるという「ふれこみ」で使われる低カロリーの脂肪代替物がむしろ体重増加を招く事を報告しています。

 研究者らは実験用のラットを使って実験を行いました。2群(A、Bグループ)に分けたラットのうちAグループは通常の油を使った普通(高カロリー)のポテトチップスを食べさせました。そして残りのグループ(Bグループ)のラットは通常のポテトチップス(高カロリー)と脂肪代替物を使った低カロリーのポテトチップスを交互に食べさせました。すると、驚いた事に、高カロリーのポテトチップスのみを食べたラット(Aグループ)よりも、低カロリーのポテトチップスと高カロリーのポテトチップスを交互に食べさせられたラット(Bグループ)の方が、体重が増加し、多くの脂肪をため込む事が分かりました。

食事内容体重増加
Aグループ高脂肪のポテチのみ。
Bグループ高脂肪のポテチと低脂肪(脂肪代替物)のポテチ交互
 今回使った2種類のポテトチップスはお馴染みの「プリングルス」という商品名のもので、低カロリーのポテトチップスは身体に吸収されにくい「オレストラ(olestra)」という合成脂肪代替物を使用しています。研究者らは、今回の結果は脂肪代替物の摂取では通常得られる、脂肪を食べたことによる満足感が得られておらず、逆に通常よりも多くの食事を摂取するような習慣がついてしまったと考えています。

 また、交互にエサを食べさせ体重が増加したBグループのラットはAグループのラットに比べ、実験の後、低カロリーのエサのみを食べさせるようにしても体重が減少しにくい事も確認されたそうです。これらの結果は、高脂肪、高カロリーの食事をとっている状態で、一部を脂肪代替物に置き換えることはむしろ体重増加を誘発しうることを示しているといえます。

この研究者らは、以前にも人工甘味料と普通の砂糖を使った動物実験で同様の結果が得られることを報告しています。今回はラットでの実験ですので人間に当てはまるかどうかは確認が必要かもしれませんが、案外、人間でも同じような結果がおこる可能性も高いのではないでしょうか。世の中にはカロリーの無い砂糖や、脂肪などが溢れていますが、今回の結果は、使い方を注意しないとその食物自体にカロリーが無いからと言ってダイエットに効果があるとは限らないことを示していると言えます。

原文タイトル:

  • Fat substitutes linked to weight gain (EurekAlert)
  • Fat substitutes promote weight gain in rats consuming high-fat diets. Behavioral Neuroscience,Vol. 125, No. 4, Jun 20, 2011,PMID:21688890(LINK)
単語: Fat substitutes・・・・脂肪代替物。

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2011/02/18

ダイエットするには朝食を減らすのが良いとする研究

280人の肥満者、100人の正常者で評価。
朝食を増やすと総摂取カロリーの増加に繋がっており、朝食を減らしても昼食や夕食の量は増えず、ダイエットしたいヒトは朝食を減らすのが良さそうだとのこと。

  • Impact of breakfast on daily energy intake - an analysis of absolute versus relative breakfast calories. Nutr J. 2011 Jan 17;10:5.PMID:21241465

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2011/02/18

冬に寒さに晒されなくなった事が先進国での肥満増加に関わっている

先進国で冬の部屋の室温が増加し、寒さに晒されることが無くなった事が肥満増加に関わっている可能性があるそうです。冬の間に寒さに晒されないことにより、

  • (1)エネルギー消費が減少する
  • (2)褐色脂肪細胞(BAT)が減少する
が生じ、肥満を増加させている可能性があるそうです。
  • Could increased time spent in a thermal comfort zone contribute to population increases in obesity? Obes Rev. 2011 Jan 24 PMID:21261804

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2010/12/21

たくさん食べる人は空腹時に運動することが重要

高カロリー(特に高脂肪食)によりインスリン耐性が生じることは肥満の原因となることが分かっている。今回、ベルギーの研究者らは食後などでなく、空腹時に運動することでインスリン抵抗性が生じるのを防ぎ、体重増加を防ぎうることを初めて証明した。

研究者らは健康な男性のボランティア(18〜25歳)に1日あたり30%カロリーの多い食事(カロリーのうち脂肪が50%)を6週間食べてもらい実験を行った。ボランティアのうち10名には毎週4回(2回は1時間30分、残り2回は1時間)、朝食前の空腹時に運動してもらい、別の10名には運動前や運動中に炭水化物を食べてもらい(スポーツドリンクを飲むように)、空腹では無い状態で運動してもらった。そして残りの7名は運動をしないグループとした。すべてのボランティアの摂取カロリーは同じになるようにコントロールした。

6週間後、空腹時に運動をしていたグループのみが肥満の原因となるインスリン抵抗性が現れず、筋肉中のGLUT4タンパクが他のグループに比べ28%上昇、AMP活性化プロテインKのリン酸化が25%、脂肪酸転移酵素(CD36)などの遺伝子発現レベルが30%増加していた。

そして、運動しないグループが3±0.8kg増え、空腹で無い時に運動したグループが1.4±0.4kg増えたのに対し、空腹時に運動したグループでは0.7±0.4kgしか増えなかった。

このように、空腹時に運動することでインスリン抵抗性が起こるのを防ぎ、筋肉の脂肪代謝が活性化することが明らかになった。

原文:

  • Training in the fasted state improves glucose tolerance during fat-rich diet. J Physiol. 2010 Nov 1;588(Pt 21):4289-302.PMID:20837645

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2008/12/15

低インスリンダイエットは思考や認知に悪影響を与える

合計19名の女性を低インスリンダイエットとバランスダイエットにわけて評価した。ダイエット開始3日前と2日後、1週間、2週間、3週間後思考や認知をチェックしたところ
バランスダイエットをしている人に比べて低インスリンダイエットをした人は記憶に基づくタスクが悪くなったそうだ。

  • Low-carbohydrate weight-loss diets. Effects on cognition and mood. Volume 52, Issue 1, February 2009, Pages 96-103
2010/04/03

朝、高脂肪食を食べると平気だが、朝、炭水化物ばかりを食べて、夜脂肪をとると、肥満、糖尿病になる

  • Time-of-day-dependent dietary fat consumption influences multiple cardiometabolic syndrome parameters in mice. Int J Obes (Lond). 2010 Mar 30 PMID:20351731

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2010/05/10

COX2は白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える作用がある

発表したのはドイツ、ハイデルブルグのドイツがんセンターの研究者。

COX2を白色脂肪細胞(WAT)で過剰発現させると褐色脂肪細胞(BAT)に変化し、エネルギー消費が増え、高脂肪食を与えても太らないマウスになったそうです。

COX2はプロスタグランジンの合成量を決定する因子であることが知られていることからプロスタグランジン経路がエネルギー消費の恒常性維持に関わっている可能性があると考えられます。

COX(シクロオキシゲナーゼ)2は炎症やガンの増殖に関わることが知られています。アスピリンや非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)などCOX2阻害を作用メカニズムとする薬は多数ありますが、COX2を増やす作用のある薬は無いようなのでダイエット薬には使えないかな?

  • Cyclooxygenase-2 Controls Energy Homeostasis in Mice by de Novo Recruitment of Brown Adipocytes. Science 2010/05/06,PMID: 20448152

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2010/03/25

スリムな女性が体重を維持するには1日1時間の適度な運動で十分だが、過体重の女性が体重を落とすには運動のほかに食べ物の量も減らす必要がある

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2010/06/17

レプチンはI型糖尿病の治療に使える。

ニューヨーク、ロックフェラー大学の研究者がPNASに発表。
著者らはレプチンがインスリンと同様に肝臓代謝経路を様々な経路で正常化しることを示している。
それどころか、レプチンは脂質、コレステロールの代謝を正常化し、血中や組織の脂質レベルを下げるようにインスリン単独の治療を超えるメリットを示しうると述べている。

実験はマウスで行っており、投与量は1時間あたり20µgのレプチンを12日間に渡って浸透圧ポンプで徐放させている。

  • Leptin therapy in insulin-deficient type I diabetes. PNAS March 16, 2010 vol. 107 no. 11 4813-4819

↑BTW


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2010/07/15

セロトニン(5-HT)2C受容体アゴニスト薬で体重が減少し、体重低下が維持される

Arena Pharmaceuticals(アリーナ)社の選択的セロトニン2C受容体アゴニスト抗肥満薬ロルカセリン(Lorcaserin)の臨床試験において、肥満の成人3182人による試験の結果、体重減少と体重減少維持が確認されました。

セロトニンシグナルにより擬似的な満腹感が得られるそうです。この手の薬には、かつて「夢のダイエット薬」と期待されながら、心臓病のリスクが発覚し、販売中止になった「フェンフェン(フェンフルラミン(fenfluramine)とフェンテルミン(phentermine)の合剤)」というのが10年以上前にあったそうだ。フェンフェンもセロトニン2C受容体のアゴニストだが、2Bも活性化したことから心臓弁疾患を引き起こしたそうです。フェンフェンは大流行を引き起こし1年(1996年)には1800万錠も処方されましたが、心臓疾患の補償額は1兆3000万円にもなったそうです。

  • Drug Management of Obesity ― Efficacy versus Safety(NEJM vol.363(no.3),p288)
  • Multicenter, Placebo-Controlled Trial of Lorcaserin for Weight Management(NEJM vol.363(no.3),p.245)

↑BTW


 Keyword:セロトニン/10
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2010/09/13

ヒトの脂肪細胞が分泌する20の新しいペプチドを発見

研究者らは脂肪細胞のモデルとして使用されるSGBS(Simpson Golabi Behmel Syndrome)の患者の細胞を持ち知恵2D-MS/MSとnLC-MALDI-MS/MSで分泌されるペプチドを解析した。

結果、80種類のタンパクが分泌されていることを突き止めた、そのうち、6種類は新規のペプチドであり、20種類はこれまでに知られていたが、脂肪脂肪が分泌することは知られていなかったもの、また23種類のこれまでに分泌することが報告されていたペプチドも検出された。

報告はマサチューセッツ大学の研究者らで、Journal of Proteome Researchに発表
タイトルは
Identification of Novel Human Adipocyte Secreted Proteins by Using SGBS Cells

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2010/09/13

ダイエットをすると脂肪に蓄積された有害物質が血液中に流出する

1099人の40歳以上の体重変化と血液成分中の残留性有機汚染物質(POP:Persistante organic pollutants)の濃度を調べた。調査した人々の1年間の体重の変化と10年間の体重の変化を調べ、5つのグループ(体重が変わらない、少し増える。少し減る、大きく増える、大きく減る)に分けてPOPの濃度と比較すると、体重が大きく減少した人では血液中のPOPの濃度が上昇していることが確認された。反対に体重が増えた人ではPOPの濃度は低かった。

POPは生体内で分解されず脂肪に蓄積することはこれまでの研究でも知られている。
研究者らはダイエットにより健康に有益な効果と不利益な効果両方が起こりうると述べている。

※POPの代表的な物にPCB(ポリ塩化ビフェニル)などがある。

発表したのは韓国の研究者Lim JSらで、International Journal of Obesityに発表。
タイトルは
Inverse associations between long-term weight change and serum concentrations of persistent organic pollutants.

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2010/08/26

人工甘味料入りの炭酸飲料を飲むと早産の可能性が高まる

1996年〜2002年の間にデンマークで出産した女性59334人を統計調査。

妊娠した女性全体では4.6%の出産が37週以前に起きる早産になるが、1日に4本以上人工甘味料入りの炭酸ドリンクを飲む女性はこのような飲料を飲まない女性に比べ統計上78%早産の可能性が増えていた。1日に1本以上の炭酸飲料を飲む女性で統計を取ると38%早産の可能性が増えていた。また、人工甘味料が入っているが炭酸ではないドリンクを飲む女性でも29%早産の可能性が増加していた。

しかしながら反対に砂糖入りのドリンクを飲んだ女性は早産の確率が増える傾向は見られなかった。

研究者はこれらの理由として人工甘味料入りドリンクを飲むことにより高血圧が早産の原因になっているのではないかと推測しているそうだ。(妊娠して無い女性でソフトドリンクと高血圧を関連づける報告があるそうだ)

  • U.S.news_HEALTH
  • Intake of artificially sweetened soft drinks and risk of preterm delivery: a prospective cohort study in 59,334 Danish pregnant women(Am J Clin Nutr 92: 626-633, 2010)link

↑BTW


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2008/09/16

アトキンスダイエット

いわゆる低炭水化物ダイエットのこと。通常200〜300g摂取している炭水化物の量を20〜40gと少なく摂取することで糖分の代わりに脂肪を燃焼させるように誘導する。

急激な脂肪分解が体内で起きると体内にケトン体が出来るので内臓を痛めないように大量の水分を摂取して排泄を促すことが必要らしい。

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2008/09/09

ダイエット法比較(NHS)

どのダイエット方法であっても炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど適切に栄養を摂取していれば体重は減らせて、どのダイエット方法が良いということは無かったそうです。

この研究はイギリスの報道機関BBCが出資したもので、18歳〜65歳の太り気味の293人(女性73%)が参加し、4つのダイエット方法を無作為に行わせたそうです。試験は6ヶ月行われ、いずれのダイエット方法でも平均で3.7〜5.2kgの体重減少効果が見られたそうです。
2008/08/05

運動しなくても持久力が向上する薬:マウスでは44%アップに成功

発表したのはソーク研究所のRonald Evansら。

  • AMPK and PPARδ Agonists Are Exercise Mimetics. Cell, Vol 134, 405-415, 08 August 2008

↑BTW


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2008/05/09

皮下脂肪と内臓脂肪は本質的に種類が違う?(sciencedaily)

  • Beneficial Effects of Subcutaneous Fat Transplantation on Metabolism. Cell Metabolism, Vol 7, 410-420, 07 May 2008
マウスにおいて皮下脂肪を内蔵(腹腔)に移植すると、体重低下や血糖値状況の改善が見られたが、逆に内臓脂肪を内臓に移植してもこのような効果は見られなかったそうです。

内蔵脂肪と皮下脂肪は増殖性や、それに関わって1つの細胞がため込む脂肪の量に差があることが知られていますが、本質的に別の機能を持った細胞である可能性があります。

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2006/09/07

小林製薬の「肥満改善薬」が大ヒット

入っている生薬は
トウキ・マオウ・シャクヤク・ダイオウ・センキュウ・ビャクジュツ・サンシシ・キキョウ・レンギョウ・オウゴン・ハッカ・カンゾウ・ショウキョウ・セッコウ・ケイガイ・カッセキ・ボウフウ

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 Keyword:生薬/1
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2008/03/21

朝食を食べる人は、朝食を抜く人よりも肥満が少ない

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2008/03/21

脂肪細胞の形成を刺激するのはTRAP(酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ)

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2007/10/16

ホルモン:NPY(ニューロペプチドY)は直接脂肪細胞に働き、ストレスにより誘導される肥満とメタボリックシンドロームに関わっている。

発表者はワシントンジョージタウン大学医学センターのKuo LE,Zukowsaka Zらのグループ

 ストレスと肥満の関係については完全に解明されてはいません。ストレスにより体重が落ちる人は存在し、一方体重が増える人もいます。今回、研究者らはストレスが内臓の白色脂肪細胞を介して交感神経からのNPY刺激を受け取らせ肥満を起こすことを報告しています。研究者らの実験ではマウスを毎日1時間ずつ氷水につけたり、毎日10分ずつ攻撃的なマウスのいるケージに入れたりしてストレスを与え体重の増加具合を確認してこれらの結果は導き出しました。

 これまでストレスで肥満がおきるのは脳で食欲を調製している視床下部が原因と考えられてきたした。ストレスを受けると交感神経からのNPYペプチドが放出されますが、これが内臓脂肪に働き脂肪細胞がグルココルチコイド刺激をY2レセプターを介して受け取ることで、脂肪が増えるようです。

 NPYペプチドの阻害剤や脂肪細胞特異的にY2レセプターを欠損させたマウスではストレスによる体重増加は置きにくいことも分かりました。

 NPYはすでに脳内の視床下部での働きで知られこのペプチドの働きを抑える肥満治療薬の開発も進んでいます。今回の結果はこれらのNPYペプチドが視床下部だけでなく脂肪細胞に直接働いている証拠を示しています。

  • Neuropeptide Y acts directly in the periphery on fat tissue and mediates stress-induced obesity and metabolic syndrome. Nature Medicine 2006, 13(7) 803-11. PMID:17603492

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 Keyword:NPY/3 白色脂肪細胞/2
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2007/09/05

アメリカで初めて認可された処方箋のいらないダイエット薬「Alli」に話題沸騰

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2007/08/27

糖尿病の原因は大量に食べたにも関わらず皮下脂肪が増えなかったため?

研究者等はマウスを使った実験で、アディポネクチンという脂肪細胞が分泌するホルモンを大量に作らせることで、糖尿病の症状が消えることを報告しています。大量のカロリーを摂取すると同時に脂肪細胞がどんどん増えればその分だけアディポネクチンが増えるため問題は起きないはずですが、どうやら脂肪細胞は食べた分だけ増えないようです。

アディポネクチンは脂肪をため込みすぎた脂肪細胞では作られなくなることも知られており、また脂肪細胞に取り込んでもらえなかった脂質は脂肪細胞以外の場所に沈着し、このことがインスリンの効果を下げる原因となるようです。

Obesity-associated improvements in metabolic profile through expansion of adipose tissue.
J Clin Invest. 2007 Aug 23 PMID: 17717599

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 Keyword:アディポネクチン/3
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2007/06/21

体温が低い人は肥満になりやすい?

 褐色脂肪細胞は、体温が低い時に白色脂肪細胞からエネルギーを受け取り熱エネルギーを生み出すことで体温を上昇させる働きを持っています。

 研究者らは、遺伝子操作により褐色細胞細胞のみでジフテリア毒素が出来るようにし、結果として褐色細胞細胞が死んでしまい、褐色脂肪細胞を持たなくなるマウスを作り出しました。

 このマウスでは平均体温が0.9℃低く肥満の傾向が見られた。これらの結果は平均体温が低いことがエネルギー燃焼効率の低さを表し、これが肥満の原因になることを証明していると言えます。

  • Physiology of transgenic mice with brown fat ablation: obesity is due to lowered body temperature.Am J Physiol. 1998 Feb;274(2 Pt 2):R287-93、PMID:9486283

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 Keyword:褐色脂肪/2
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2007/04/04

肥満を防ぐタンパク質「AGF」発見

発見したのは慶応大学医学部の尾池雄一 氏と山之内製薬(現アステラス製薬) の研究グループ、この研究グループでは2003年に肝臓から分泌され、血管、皮膚の再生を促す「AGF」という新しいタンパク質を発見した。

今回の報告では、このAGFを持たないマウスを遺伝子操作により作り出すと、通常のマウス(およそ30g)よりも大きなおよそ50gの肥満マウスになることを報告している。この肥満マウスを調べると基礎代謝が通常のマウスよりも低く、脂肪が多く、糖尿病の症状も見られた。そして逆に遺伝子操作により2倍のAGFを持つマウスは高カロリーのエサを食べさせても肥満にも糖尿病にもならなかった。(通常のマウスが24g増える食事で8gしか体重が増えなかった)

また通常のマウスに高カロリーな食事を与え太らせ、その後、AGFの分泌量を増やす治療を行ったところ、肥満や糖尿病の症状が改善した。このAGFは将来の肥満治療薬ややせ薬として利用出来る可能性がある。

  • Angiopoietin-related growth factor antagonizes obesity and insulin resistance. Nat Med. 2005 Apr;11(4) PMID:15778720
2007/03/29

アディポネクチンは肝臓表面の2種類のタンパク質に結合し、脂肪を燃焼させる。

この研究を発表したのは東大病院の門脇孝ら。これまでにも、脂肪細胞はアディポネクチンというホルモンを作り、このホルモンには血糖値や、中性脂肪を下げる働きがあることが知られていた。

このアディポネクチンは内蔵脂肪が蓄積した状態では作られにくくなり、このことがメタボリックシンドロームとして知られる様々な生活習慣病の原因になることが知られていたが、アディポネクチンがどのように働いているのかは分かっていなかった。

研究者らは肝臓表面にアディポネクチンに結合する2種類のタンパク質を発見、アディポネクチンが肝臓細胞に結合することで、肝臓細胞の働きが活発になり、血糖値を下げ、脂肪分解を促す。

内蔵脂肪が蓄積した状態では、肝臓表面のこのアディポネクチンに結合するタンパク質の量も減らしていた。

肝臓細胞の表面にこのタンパク質を増やすことが出来れば糖尿病の治療に使えるかもしれない。

この研究はNat Medに発表された(2007/02/09の記事)

↑BTW


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2007/03/20

ライオンが、母乳中の「ラクトフェリン」の内臓脂肪抑制効果を人間でも確認

ライオンが母乳や未殺菌の牛乳に含まれる「ラクトフェリン」というタンパク質に内臓脂肪を減らす効果があることを人間で確認した。

研究グループは男性8人と女性4人に対しラクトフェリンを1日300mg2カ月間経口摂取させた。その結果、腹部断層撮影で見た内臓脂肪面積が平均22%、ウエストサイズが平均4%減少した。内臓脂肪面積が40%減った事例もあった。

↑BTW


 Keyword:ラクトフェリン/1 牛乳/2
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2007/02/27

抗肥満薬「ゼニカル (XENICAL)」メモ

・腸内で働き30%の脂肪吸収を妨げる
通常の脂肪(脂肪酸)は大きな塊で吸収されない。この塊はリパーゼで分解され小さくなることで吸収されるが、Xenicalはリパーゼの働きを阻害し吸収を抑制する。
・食欲抑制は行わない
・主成分:Orlistat(オーリスタット)
・脂溶性のβカロチン、ビタミンA,D,E,kの吸収を邪魔してしまうので注意
・大量の油が吸収されずに便として排泄されるので便器の汚れがすごいらしい

政府の発行する「医薬品安全性情報」によると
http://www.nihs.go.jp/dig/sireport/weekly/38031226.pdf
・青年期の使用にあたり、製品に複合ビタミンを入れることを強く検討すべきである。
・臨床試験時の結果では、orlistat使用者は対照群と比べ有意にBMI値を減らした
・orlistat使用者の血液中のビタミン濃度が有意に減少した。
2002/11/12時点、国内でP2らしい

↑BTW


 Keyword:XENICAL/3 Orlistat/3
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Cation!!注意:このページには動物実験などで得られた研究段階の情報が含まれています。これらはなんら、人間に適用した時の効果を保証するものではなく、これらの情報を元にとった行動によりいかなる不利益を被っても管理人は一切責任を負いません。このページの話はあくまで「情報」としてとらえてください。