↑BX.COM このタイプの薬物は長く二型糖尿病治療薬として使われてきた自己注射型のペプチド薬に代わり、中外が創製しリリーが販売しようとしている飲み薬が発売間近で盛り上がってきているところです。
月1回の自己注射で済むならMariTideが人気になりそうな気も。でも値段高いかな?
Category:ダイエット・メタボリックシンドローム
Keyword:糖尿病/170
2025.06.24(火)
2023年に発表されたタウリンがアンチエイジングによくマウスの寿命が延びるとする論文はフェイク?
↑BX.COM2023年に下記のような研究を紹介しました。
- Taurine may not be a key driver of ageing after all | New Scientist
- Is taurine an aging biomarker?(Science)
また人間において血中タウリン濃度は個人差が非常に大きかったですが、その濃度と老化の指標に間に関係は見られませんでした。
以前の研究はインドの研究者主導で、アメリカ、ドイツ、オーストラリアなど多数の研究者が著者に名を釣られています。今回、タウリンを飲むと寿命が延長する部分の追試験を行い否定したわけでは無いですが、元となる老化に伴う血液中のタウリン濃度の低下に関する背景データがここまで否定されているとなると、そちらの結果もアヤシイかもしれません。
日本でタウリンといえば大正製薬のリポビタンDですね。
タウリンの力と疲労回復の研究成果 3 users
Category:#サプリメント
2025.06.01(日)
月経血から健康マーカーを検出する世界初の生理用ナプキン「MenstruAI」をスイスの研究者が開発
↑BX.COM癌やその他の様々な病気を検出出来るそうです。ナプキン表面にクロマトLBAを仕込んでいる感じ。筆頭著者がなかなかイケメンな男性だな
妊娠とかが分かったら便利そう!と思ったけどよく考えたら無理か。
Category:#診断技術
Keyword:妊娠/59
2025.05.29(木)
バイハッカー達御用達の:キノコのサプリメント7種類(2025年度版)
↑BX.COM- Chaga (チャーガ・カバノアナタケ)(Inonotus obliquus)
- Cordyceps(ノムシタケ) (Cordyceps sinensis)
- Lion's Mane(ヤマブシタケ) (Hericium erinaceus)
- Maitake (マイタケ)(Grifola frondosa)
- Reishi(霊芝) (Ganoderma lucidum)
- Shiitake (シイタケ)(Lentinula edodes)
- Turkey Tail (カワラタケ)(Trametes versicolor)
ノムシタケはいわゆる「冬虫夏草」か
(省略されています。全文を読む)
Category:#サプリメント
2025.05.26(月)
Xプライズ財団の10年若返り技術に1億ドルを与えるコンペ、トップ40チームに日本から6団体
↑BX.COMこのコンペは寿命を伸ばすことを目的とするHealthspan部門と、FSHD(顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー)治療方法を開発する部門の2本立てで進められているようです。
日本から25チームが参加。そのうち、Healthspan部門に19チーム、FSHD部門に6チーム
Healthspan部門では2026年に10チームに絞られ、2030年に最優秀チームを決めるようです。
日本からの参加チームの名前としては下記が見られます。
- Abe Yoando Pharma Co., Ltd.
- AutoPhagyGO
- Goda Lab
- Japan Longevity Consortium
- LogIN (Longevity Innovator)
- TIME TRAVELER AND CURREIO
- ASAGI Labs
- Alpha Rejuvenation
- BOOCS & Plasmalogen
- LIFE IS LONG
- Nishimura Lab
- TAZ Inc.
いくつかプレスリリースが見られます。
・・・・何かモンドセレクション入賞的な気配も感じるな。
(省略されています。全文を読む)
Category:未分類
2025.05.13(火)
中国の CIBRとNeuCyber NeuroTech社の脳インプラント・プロジェクトがマスク社のニューラルリンクを追い抜きつつある
↑BX.COMChinese Institute for Brain Research(CIBR)とNeuCyber Neurotech (Beijing) Co.LtdはNeuralinkに似たワイヤレス版のチップ「Beinao No.2」を開発中とのこと。今後12〜18カ月以内に初の人体試験を計画。来年には50人に埋め込む臨床試験を計画。この手の技術開発は倫理の緩い国には勝てそうもないかもよ
- Chinese brain chip project speeds up human trials after first success(ロイター)
- Chinese Brain Implant Project Set to Overtake Musk's Neuralink
Category:#生物ー機械インターフェイス
Keyword:Neuralink/10
2025.04.22(火)
AIの進歩と老化研究の進展により近いうちに「寿命脱出速度」(longevity escape velocity)に達するとする考え
↑BX.COM近年、動物実験などでも「これらによる寿命延長効果は1年の投与で2か月の延命に相当する」みたいな書き方を見かけます。2022年に紹介したLongevica社は市販の1033の医薬品を分析し、寿命脱出速度の16〜22%の効果をもたらす組み合わせを見つけたとのこと。
寿命は様々な複合的限界の集合であるので一つのアンチエイジング方法で100%を超え寿命脱出速度を超えることは無いと思いますが、複数の方法の組み合わせにより超えられる可能性は否定出来ませんね。
(省略されています。全文を読む)
Category:未分類
Keyword:平均寿命/30
2025.04.17(木)
新型コロナ薬入りのチューインガムで感染者の症状を緩和する臨床試験が実施中。インフルエンザやヘルペスウイルス用も開発中
↑BX.COMペンシルベニア大の研究者がACE2チューインガムの効果をプラセボ対象二十盲目試験で評価しているようです。
常温保存可能な抗ウイルスタンパク入りのチューインガムでインフルエンザとヘルペスウイルスの感染を95%減らせられるという研究結果も
Category:#感染症 #新型コロナ
Keyword:インフルエンザ/19
2025.04.11(金)
米Akero Therapeutics社の寿命延長効果が知られるホルモンFGF21の融合タンパク薬AKR-001(efruxifermin)が肝繊維症治療の臨床試験で良い結果
↑BX.COM 同社は米NASDAQに上場しているね。あ、今年1月のこの発表から着々と下がっはいますが・・・・
FGF21は様々な抗老化作用が報告されているので、アンチエイジングの副作用があるはず。承認されると色々と展開が期待出来ると思われます。
(省略されています。全文を読む)
Category:未分類
2025.03.29(土)
Unity Biotechnologyが2つ目の攻老化薬UBX1325の開発失敗。46万円の損切で全株式売却
↑BX.COMあ〜あ、やらかしたな。
- Unity Biotechnology releases topline results from phase 2b ASPIRE trial of UBX1325 in patients with diabetic macular edema
- finance.ya...
Unity社を最初に知ったのは2016年
その後最初の開発品UBX0101の臨床試験を始め、2020年に株を買ってます。最終的に50万円ぐらい買っている(当時の円ドルレートは110円ぐらい)。その後1つめの開発薬UBX0101を失敗したところでさっさと損切すべきだったかね。その後株価が購入時の10分の1以下になっているのに10万円分ぐらい追加購入したりしたものの、今回見切りをつけました。最後の10万円追加購入分は1万円ぐらい利益出たかなw
あ〜あ。もう米国医薬スタートアップとか買わないぞw

この記事のタイトル書き間違いで「抗老化薬→攻老化薬」としたけど、「攻老化」って良い表現かもしれない。
Category:#アンチエイジングを目指す企業
Keyword:UBX1325/10